細川ふみえが7年前の騒動を謝罪。愛する息子の言葉が再デビューのきっかけに

2014.08.20

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映画『マルティニークからの祈り』のトークショー付試写会が8月20日にスペースFS汐留で行われ、細川ふみえがゲストとして登壇。トーク終了後にマスコミ取材に応じ、およそ7年間に渡って雲隠れ状態になっていた理由を明かした。

・［動画］『マルティニークからの祈り』予告編

細川は2007年に不動産会社社長（当時）とサイパンで挙式。しかし、その男性が妻帯者だったため“重婚”疑惑が起こり、その説明をしなかったことなどからバッシングを受け、芸能活動が休止状態になっていた。

この日、報道陣の前に姿を現した細川は「2007年のことですが、大変ご迷惑をおかけしましたことを、この場を借りてお詫びできましたらという思いもあって、本日こちらに参りました」と切り出すと、「申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

雲隠れの理由については「子どもがお腹にいましたので、ドキドキハラハラしたり、そういうことを経験しない方が妊婦にはいいと言われているので」と話し、「（釈明の）タイミングを逃したまま今日まで至りました」と沈鬱な表情。

重婚と言われるなど、いろいろあった当時の心境を聞かれると「自分としては勇気が……、どんな顔をしてみなさんにお目にかかったらいいのかがわかりませんでした」と述べ、「でもライフワークとして読み聞かせをやっていけたらという気持ちがありまして、思い切ってライブから再デビューするに至りました」と説明した。

再デビューに踏み切らせた理由の1つが、愛する息子の言葉。「『僕がそばにいるよ』『ママ頑張って』って言ってくれて。ライブの本番のときも、ずっと一番前で見てたんですよ」と話し、「本番が終わって何を私に言ってくれるかなって思ったら、ホワイトボードに『ママ、絶対頑張って』って手紙を書いてくれまして、それが宝物です」と涙目で明かした。

『マルティニークからの祈り』は、身に覚えのない麻薬密輸容疑で逮捕された韓国人主婦が、なぜ765日間の地獄を味わうこととなったのか？を描いた実話をもとにした感動作。

「映画のイベントは初めて」という細川は、トークショーでは「映画を見てこれほど涙したことはないかもしれません、みなさんもタオルを用意されたほうがいいかも（笑）」と語ると、「私にも6歳の息子がいまして、子どもと2年間も離ればなれになるなんて耐えられない」とコメント。映画については「これからの人生、どんなにつらいことがあってもきっと乗り越えられると思わせてくれる映画です。思いっきり泣きたい人にもオススメです」と話していた。

『マルティニークからの祈り』は8月29日日よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国公開となる。