女性への性的暴行を告発され、出演予定作の数々を降板した挙句、アルコールや薬物依存の更生施設に入ったアーミー・ハマーがホテルのコンシェルジュとして働いているといううわさが流れた。女性への性的暴行を告発され、出演予定作の数々を降板した挙句、アルコールや薬物依存の更生施設に入ったアーミー・ハマーがホテルのコンシェルジュとして働いているといううわさが流れた。
モリッツリゾートホテルに問い合わせ殺到
昨年、女性への性的暴行を告発され、出演予定作の数々を降板した挙句、アルコールや薬物依存の更生施設に入ったアーミー・ハマーがホテルのコンシェルジュとして働いているといううわさが流れた。
6日(現地時間)にツイッターで「友人の両親が休暇でケイマン諸島に行ったら、アーミー・ハマーがコンシェルジュを務めていた」というつぶやきが拡散され、そこには現地ホテルのチラシに「私はあなたのパーソナル・コンシェルジュで、あなたが休暇で最高のものを得るお手伝いをします」というメッセージとともに笑顔のハマーの写真が載せられ、「アーミーより」と書かれ、コンシェルジュデスクの割引券がつけてある。
ホテルはカリブ海のケイマン諸島の最大の島、グランドケイマンにあるモリッツリゾート。ショータイムのプロデュサーであるムナ・ミレが水曜日にツイートした。
アメリカのエンターテインメント業界誌「Variety」がハマーの弁護士に問い合わせたところ、このチラシは偽物であることが判明し、水曜日午後(現地時間)にVarietyが電話で問い合わせたホテルのスタッフも、これはすべてイタズラだと語った。
ハマーはケイマン諸島で育ち、パンデミック期間中も、性的暴行で告発されて以降も住んでいる。モリッツリゾートの顧客でもあるが、従業員ではない。ホテル従業員によると、ハマーとゴルフ仲間であるスタッフ数人がチラシを作り、同ホテルの客室数室にイタズラで送ってみて、どんな注目を集めるか試したのだという。
結果は大反響を呼んだ。ホテルで12年以上勤務する従業員は、これほどの問い合わせを受けたことはなく、「こんなに宣伝になるとは夢にも思わなかった」とVarietyに語った。
ハマーは昨年初めに女性たちから告発を受け、カニバリズムを思わせる内容のテキストメッセージのスクリーンショットが出回り、ロサンゼルス市警察が一時捜査に動き出したが、告訴はされなかった。今年2月に公開されたケネス・ブラナー監督の『ナイル殺人事件』を最後に映画出演はしていない。
事件発覚後にハマーはジェニファー・ロペスと共演の『Shotgun Wedding(原題)』をはじめ数々の作品出演を降板せざるを得なくなった。関係者によると、更生施設で療養生活をおくる以外は、ケイマン諸島で静かに過ごしていたそうだ。
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