イーストウッド監督最新作は伝説の狙撃手クリス・カイルの真実のドラマ
『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞監督賞に輝き、現在公開中の『ジャージー・ボーイズ』でも監督をつとめるクリント・イーストウッド。彼の最新作となる『アメリカン・スナイパー(原題)』が2015年2月に日本公開されることが決定した。
・80歳を超えてなお、ペースも質も落とさずクリーンヒットを放ち続けるクリント・イーストウッド監督
同作は、13週に渡りニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー1位を獲得(18週間ランキング入り)したクリス・カイルの自伝が原作。米軍史上最強と謳われた伝説の狙撃手クリス・カイルの真実のドラマを描く。主演のカイル役を『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』で2度のオスカー・ノミネートをはたしたブラッドリー・クーパーが演じる。
内容は、イラク戦争の最中に米海軍特殊部隊ネイビー・シールズ隊員のクリス・カイルが与えられたたった1つの使命は、どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ることであったというもの。クリスは“leave no man behind(誰一人残さない)”というネイビー・シールズのモットーを見事に体現し、その狙撃の精度で多くの同朋を救い、 「レジェンド」の異名を轟かせるほどになる。
その一方で彼の腕前は敵の知るところとなり、クリスは首に賞金をかけられ、反乱兵たちの標的となってしまう。さらに彼は、故郷に残してきた家族を思い、遠い戦地にいながらも良き夫、良き父でありたいというジレンマも抱えていく。
アメリカが今直面する問題に真向から挑んだ本作は、今年12月25日に北米で限定公開。その後2015年1月16日に全米公開され、2015年のアカデミー賞の本命との呼び声も各方面から上がっている。日本では2015年2月に全国公開となる。
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