菅田将暉「洗練されながらも切なさを感じる」と絶賛のアーティストがデビュー! その正体は…

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KOEジャケット写真
(c)2022「百花」製作委員会
KOEジャケット写真
(c)2022「百花」製作委員会
菅田将暉
川村元気
映画『百花』

『百花』主題歌を歌うのは、ヴァーチャルアーティストKOE

原作者である川村元気自身が監督・脚本を手掛け、映画化した『百花』。この度、本作の主題歌を歌う、劇中に登場する“ヴァーチャルアーティスト”KOEの情報が公開された。

・菅田将暉、“母“原田美枝子の過去のヒミツをひもとく

劇中で泉(菅田将暉)と香織(長澤まさみ)が携わる音楽プロジェクト、それは“AI”に〈数々の音楽の記憶〉を学習させ、理想のヴァーチャルヒューマンアーティストをデビューさせるというもの。そのヴァーチャルヒューマンアーティストこそがKOEだ。

『キャラクター』など映画の音楽制作や、藤井風などへの楽曲提供など、今最も注目される音楽プロデューサー・Yaffle(ヤッフル)がKOEをプロデュースし、さらに、多くのアーティストの作編曲を担当し、この映画のサントラも手掛ける音楽家・網守将平といった一流のクリエイター陣が、本作の主題歌を含むデビューアルバムを手掛けた。

実は、5月末より【100日後に世界デビューするアーティスト】としてSNSが開設されており、アーティスト名が不明であるにも関わらず、映画公式アカウントをはじめ出演キャストのアカウントとの相互フォローがSNS上で話題に。

そんななか満を辞して、9月7日にデビューするヴァーチャルアーティスト・KOEが今回の正式発表となった。

川村監督は今回のプロジェクトに関して、「菅田将暉演じる泉が、目の前で記憶を失っていく母を目の当たりにしながら、仕事においては記憶を集めて作るアーティストと向き合っている。覚えていくことと、忘れていくこと。そのコントラストの中に“人間とは何か”を浮かび上がらせたいと思いました」と述べ、「Yaffleを中心とした気鋭のアーティストたちに“記憶のアーティスト・KOE”を創造してもらいました。主題歌となった楽曲『Hello, I am KOE』はどこか懐かしく、儚く、人の記憶を辿るような美しさに満ち溢れており、映画の世界を何倍にも広げてくれました」と話している。

主題歌を制作したYaffleは楽曲制作時を振り返り、「お題を聞いた時、とても面白そうだと思いましたし、光栄でした。今の時代ならではのテクノロジーとの向き合い方を自分なりに表現しました」とコメント。さらに「今回のように複数のアーティストで、存在しない1人のアーティストをつくりあげるというプロジェクトは後にも先にも無いんじゃないかと思うので、とても貴重な経験でした」と語っている。

さらに、本作の主演(※原田美枝子と共にW主演)で、自身も音楽アーティストとしても活動する菅田将暉からのコメントも到着。楽曲を聞き、「洗練されていながら、何かが欠けているような、何かを探しているような切なさを感じました。記憶を辿る物語がまた何層にも膨れ上がる楽曲だと思います」と語っている。

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菅田将暉

そんなKOEが歌う主題歌「Hello,I am KOE」、美しく透き通った声が印象的な主題歌は、予告篇の一部に使用されている。

ヴァーチャルアーティスト・KOEは9月7日デビュー、映画『百花』は9月9日公開。