10月25日に映画『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』の初日舞台挨拶がシネマート新宿で行われ、W主演の門脇麦と道端ジェシカ、村上淳、そして永田琴監督が登壇した。
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本作は性格も考え方も違う2人の女性が、ヨガを通じてお互いを尊重しあい、友情を育んでいく姿を爽やかに描いた物語。
映画『愛の渦』や『闇金ウシジマくん Part2』などで難役を演じてきた門脇だったが、本作では地方から上京し、方言を丸出しに、周囲に元気を与える女性・海空(ミク)をキュートに演じた。門脇は「良く言えば人懐っこいですが、ずうずうしい子」と自らが演じた役を分析したが「これまでの作品から、私は暗い子だと思われがちですが、基本はポジティブでネアカ、弾けるときは弾けるんです!」と笑顔でアピール。
一方の道端は、映画初出演にして初主演という大役。「15年モデルをやっていて、その延長線上に女優の仕事があると思っていたのですが、全然違いました」と撮影を振り返る。「みんなで1つのものを作るという意味では一緒なのですが、カメラとの関係性が全く違うんです。撮影はカメラを意識するものですが、演技はカメラを忘れなくてはいけない」と演じることの難しさを語りつつも「とても充実していました」と笑顔を見せた。
また、10月21日に30歳の誕生日を迎えた道端は、門脇からバースデーケーキのプレゼントが贈られると「映画の初日でドキドキしていたので、全然考えていなかった。感激して頭の中が真っ白です」と破顔一笑。門脇も道端の表情にしてやったりの笑顔を浮かべていた。
メガホンをとった永田監督は「人生には楽しい時もあれば、悲しい時もある。でも人間は常に生きていかなければならないので、この映画がそんな時のスパイスになってくれれば」と作品に込めた思いを語っていた。(text&photo 磯部正和)
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