昨年デビューから30周年を迎えた安達祐実が人気女郎を演じ、初ヌードにも挑戦した話題作『花宵道中』。この映画の女性限定試写会イベントが11月5日にシネアーツで行われ、安達が登壇した。
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いろいろなことに挑戦したという本作。もし、本作への出演オファーが20代前半に来ていたらという質問に、安達は「その勇気はなかったと思います。この役をやろうという気持ちには、たぶん、ならなかっただろうと思いますし、いろんな経験を経て、今だからこそという部分はすごく大きくて」と話すと、「段々と、いろいろな経験を経て心臓に毛が生えてきましたので」とニッコリ。
「やっぱり人を好きになったり、恋愛をしたりすることで仕事に対する考え方が変わったというのがすごくあります。恋を経験する前は仕事さえあれば生きていけると思っていましたが、愛を知ると仕事だけではないということが、よくわかりました」と続けた。
また、「すべてを投げ打ってもいいと思える恋愛も経験したか?」という質問には、「むしろ『すべてを投げ打ってもいいや』と思えるくらいじゃないと恋愛じゃないなと思う」と大人の回答。「ただ、今は娘がいるので、娘以外のものなら投げ打ってもいいかな(笑)」と、母親の顔ものぞかせていた。
その後、囲み取材が行われ、話はお母さん(安達有里)ネタに。まだこの映画を見ていないというお母さんに、正直、見せたいかと聞かれると、ちょっと間がありながらも「見てもらって、正直な意見を聞きたいっていう気持ちはあります」と答えると、報道陣からは「先にお母さんは脱いじゃったもんね」という突っ込みが。
これに安達は「そうですね、ビックリですよね」と答えると、「同じものとしてとらえてほしくない」と本音を明かし、報道陣を大爆笑させていた。
『花宵道中』は11月8日よりテアトル新宿ほかにて公開となる。
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