主演・のん×監督・沖田修一が、さかなクンの半生をユーモアたっぷりに描く
日本中の誰もが知るあの“さかなクン”の半生を、主演・のん×監督・沖田修一でユーモアたっぷりに描く『さかなのこ』が、9月1日より劇場公開される。これに先立ち、クセ全開な不良”カミソリ籾”の場面写真が解禁された。
・のん演じるミー坊をさかなクン絶賛!「嬉しい、楽しい、悲しい、面白い、切ない、いろんな感情になりました」
脚本を手がけたのは、劇作家・映画監督の前田司郎と沖田監督。さかなクン初の自叙伝「さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜」(講談社刊)をもとに、フィクションを織り交ぜながら大胆にアレンジ。子供の頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中で“さかなクン”になるまでを描く。前田と沖田監督は『横道世之介』(13年)以来のタッグとなる。
主演を務めるのは、のん。子供のように天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつの間にか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公“ミー坊”を、性別の垣根を越え生命力いっぱいに演じる。また、先日原作者のさかなクンも“ギョギョおじさん”として出演することが発表され、話題を呼んでいる。
お魚の世界に魅了されどんな時も「好き」を貫く姿から、学校でも変わり者と見られている主人公・ミー坊。高校生になると、その純粋さが共鳴しあったのか、一見すると対極にいるような不良たちとも不思議な縁で交流を深めていく。その中でもひときわ個性的な”カミソリもみ籾”の異名を持つ籾山を演じるのが、岡山天音だ。
映画やドラマの注目作へ立て続けに出演し、確かな演技力と人気を兼ね備える岡山。大ヒット上映中の『キングダム2 遥かなる大地へ』(22年)や、今年だけでも『百花』『沈黙のパレード』など話題のタイトルも控える彼が、ここでもその本領を発揮する。
解禁された場面写真では、籾山がちょこっと眼鏡をズラしながらミー坊とバチバチに相対している様子や、狂気をまとう凄んだ瞬間などが切り取られている。この写真からも岡山の表現力を感じ取れるだろう。また、その胸元をよく見ると謎の網々インナーが覗いており、独自の道を歩むカミソリ籾のパーソナリティを垣間見られる。劇中でどんなエピソードが描かれるのか期待が高まる。
岡山は本作の撮影について、「沖田組は現場にも映画にも温かい空気が漂っていて、やはり特別な心地良さがありました。衣装合わせからクランクアップまで、なんだかずっとニヤニヤしていた気がします。完成品を観て、のんさん演じるミー坊から素敵なことを教えてもらいました」とコメント。のびのびと臨んだ役柄と沖田組の現場を楽しんだようだ。
『さかなのこ』は9月1日より劇場公開される。
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