『弾丸ランナー』や『アンラッキー・モンキー』など、疾走感あふれる作風で知られるSABU監督がメガホンをとり、松山ケンイチ主演、大野いとがヒロインに扮した『天の茶助』。この映画が2月5日(現地時間)より開催される第65回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることがわかった。
・SABU監督最新作で松山ケンイチと大野いとが共演。松山が演じるのは天界のお茶くみ男!
本作はSABU監督自身が映画化を目的に執筆したオリジナル小説の映画化作品。天界では、脚本家たちがシナリオを書いている。それは地上に生きる個々の人間たちの人生であり、彼らの運命は脚本家たちの筆ひとつに左右されている。そんな脚本家たちのお茶くみ係である茶助は、時折シナリオに目を落としては人々の運命を盗み見ていた。ある日、茶助が不用意に発した言葉をきっかけにシナリオが書きかえられ、人間界で生きるユリは交通事故に遭って死ぬ運命に。ユリを救う方法はただひとつ、茶助自身が下界に降り、自力でユリの運命を変えるしかなく、茶助は勇気を振り絞ってユリの暮らす沖縄へと向かう、というストーリー。
松山が天界でお茶汲みを担当している天使・茶助を演じ、その茶助が好意を抱くユリに大野が扮する。ほかに、SABU作品常連の大杉漣、寺島進をはじめ、田口浩正や伊勢谷友介といった個性派俳優たちが出演。ファッション誌「ViVi」でモデルをつとめる玉城ティナが本作で映画デビューをはたしている。
SABU監督作品としては、過去に『弾丸ランナー』『疾走』がパノラマ部門、『アンラッキー・モンキー』『MONDAY』『幸福の鐘』『蟹工船』がフォーラム部門で上映されているが、コンペ部門での上映は本作が初となる。
今回の映画祭参加に、松山は「さすがSABUさんです。反応がとても楽しみです」とコメント。大野は「撮影を振り返ると、エキストラで参加下さった沖縄の方々が、この映画を一緒になって作って下さり、暑い中1日中ずっと座らずに“あと少し!頑張ろう!”と掛け声をかけ合う姿を思い出します。その姿にとても圧倒され感動しました」と話している。
『天の茶助』は6月27日より全国公開となる。
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