三池崇史監督、市原隼人主演で映画化される『極道大戦争』の公開初日が6月20日に決定し、豪華キャストも発表。さらに、本作の特報も解禁となった。
本作は、街の人々からの信頼も厚く、最強伝説もあるヤクザヴァンパイアで神浦組組長の神浦玄洋が刺客により殺され、彼の遺志を継ぎヤクザヴァンパイアとなった影山亜喜良(市原)が、その敵討ちの刺客と戦いながら覚醒していく姿を描いたアクションエンターテインメント。
キャストはすでに主人公の影山亜喜良役の市原と、『ザ・レイド』のヤヤン・ルヒアンが発表されているが、新たにメインキャストとして、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでんの出演が発表された。
成海が演じるのは、市原扮する影山の覚醒を支えるヒロイン・杏子役。三池組への参加は『妖怪大戦争』(05年)以来10年ぶり。リリーが演じるのは史上最強伝説をもつヤクザの組長・神浦玄洋役。また、神浦組の若頭役には、高島が性別度外視の大抜てきで三池組初参加。高島にとって極道映画への参加は、自身が主演をつとめた極妻シリーズ以来10年ぶりとなる。
本作への出演について成海は「10年ぶりに三池組へ参加できて嬉しいです。私はヤクザ化しなかったので、すこし寂しかったです。ヤヤン・ルヒアンさんのファンなので共演できて光栄でした」とコメント。
リリーは「監督の演出はもの凄く独特で興味深く『明日もまた行きたい』と思わせてくれる現場でした」と語り、高島は「もともと三池監督の作品が大好きだったので、オファーをいただいた時は不安よりも嬉しい気持ちが勝ってました。現場に入ってしまったら、このキャラクターを男が演じるか、女が演じるかはたいした問題ではないんだと気づきました。今回、全てが初体験でとても楽しませていただきました」と話している。
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