(前編)「榮倉奈々&トヨエツ」の足キス、「高良健吾&石田ゆり子」のパッション、どちらに軍配か!

#週末シネマリサーチ

『娚の一生』
(C)2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
『娚の一生』
(C)2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会

〜意外なところにヒットの秘密が!〜
週末公開される注目映画の興行収入や観客動員数を、キャストのメディア露出や注目ニュース度をもとに推測! ヒット予想を展開します。「あの人の熱愛!」や「思わぬスキャンダル」報道が大ヒットの要因になるかも!?

2月7日〜2月8日のランキングは『ベイマックス』がV6を達成。観客動員620万人、興収79億円を突破した。当欄で『ベイマックス』阻止の1番手と挙げた『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』はジョニデ来日も動員10万人、興収1億4000万で3位止まり。ほぼ同スクリーン数で公開の『ミュータント・タートルズ』が2位と、後塵を拝する形になってしまった。やはり全米での評価は、日本でのヒットの大きなファクターになるのかもしれない…。

今週の注目は『悼む人』と『娚(おとこ)の一生』の順位。作品のテーマは違うが、男女の機微を描いていることや、高良健吾・石田ゆり子(『悼む人』)、榮倉奈々・豊川悦司(『娚の一生』)という組み合わせの注目度など、比較してみたい材料はそろった。上映館数もそれほど差はなく、どちらに軍配が上がるかが気になる。(※ランキングは観客動員数)

【今週の上位ランキング予想】
◎『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(東宝東和)
○『娚の一生』((ショウゲート)
▲『悼む人』(東映)
△『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』(ファントム・フィルム)
×『味園ユニバース』(ギャガ)
×『リトル・フォレスト 冬・春』(松竹メディア事業部)
(◎:大本命 ○:対抗 ▲:一発あり △:穴で ×:期待)

◎【4位予想】『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
ロンドンに在住の一般女性がネットに投稿したベストセラー官能恋愛小説を映画化。世界有数の大企業の若きCEOと、恋愛未経験の女子大生が繰り広げるスキャンダラスな男女の関係を刺激的に描いた意欲作だ。
本作は、2014年YouTubeで最も視聴された映画予告編ランキングで1位を獲得。公開された時期によるためどこまでランキングに意味があるかは微妙だが、注目度が高いことは事実。再生回数は約9,300万回。1月29日にはイベントが開催され、俳優の溝端淳平とお笑いトリオ・森三中の黒沢かずこが出席。コメントはなかったが、片瀬那奈と溝端の破局報道についての記事が広がり注目を集めた。公開直前の2月12日には、坂上忍と道端ジェシカをゲストに女性限定のイベントを実施するなど、PRのラストスパートにも余念がない。バレンタインデーという公開時期にも適した作品。先週の上位3作品にどこまで肉薄するか。(…後編へ続く)

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