今年で25回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が2月19日、北海道夕張市で開幕し、オープニング招待作品の『ジヌよさらば かむろば村へ』の松尾スズキ監督や松田龍平、ニューウェーブアワードを受賞した増田セバスチャン(クリエイター部門)、中村蒼(男優部門)、松岡茉優(女優部門)らがオープニングを彩った。
ウェルカムセレモニーでは、地元の人たちが「お帰りなさい」と声を掛けると、松尾や松田らは笑顔で握手を交わすなど、ゆうばりならではの温かい歓迎ムードを堪能。松岡や増田は、ゆうばりのゆるキャラ「メロン熊」とともに記念撮影を楽しんでいたが、メロン熊が松岡に襲い掛かろうとすると「キャー!」と言って、舌を引っ張るなど“初ゆうばり”を堪能していた。
メイン会場となるアディーレ会館ゆうばり大ホールで行われたオープニングセレモニーでは、武田梨奈、三田真央、花井瑠美の3人のアクション女優がプロジェクションマッピングとのコラボで、圧巻のパフォーマンスを披露。武田は「昨年のゆうばりで、瓦を300枚割ったので、今年は割らないって思っていたのですが……」と苦笑いを見せつつも、豪快な瓦割りと切れ味鋭いアクションを見せ、会場を盛り上げた。
目覚しい活躍を見せる映画人を、新しい波を起こして欲しいという気持を込めて表彰するニューウェーブアワードを受賞した松岡。昨年同賞を受賞した武田がプレゼンターに登場すると「梨奈とは16歳の時にアクション映画で一緒だったんです。その頃、私たちは本当に(仕事がなく)暇で、練習時間が終わっても道場にいたんです。そんな梨奈も私も、こんな賞をいただけるなんて幸せです」と大粒の涙。さらに、ゆうばりの人々の温かさに触れ「映画が大好きなみなさんが、映画が好きになってよかったって言ってもらえるような映画に出演します。俳優を一生続けます」と感情を爆発させ、客席を温かい雰囲気に包み込んだ。
イベントのラストに登場した松田は「北海道は撮影でよく来ますが、夕張は初めて。アットホームな雰囲気と聞いていましたが、まんまとやられました。仲間に入れてもらってもいいですか?」と会場をあおると、大きな拍手が巻き起こった。
(text&photo磯部正和)
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