イルッカ・レムスのベストセラー小説「6/12」を映画化したアクションスリラー

イルッカ・レムスのベストセラー小説「6/12」を映画化した『デイ・オブ・クライシス ヨーロッパが震撼した日』は、フィンランドのNATO加盟問題を題材にしたアクションスリラーだ。本作の予告編は、独立記念日のレセプション・パーティを開催中のフィンランド大統領宮殿が、武装したテロリスト・グループに襲撃される緊迫したシーンから始まる。
犯人グループはフィンランド大統領をはじめとする各国要人を人質にし、戦争犯罪人の釈放と逃走用の飛行機を要求する。EU合同警察のタナーは犯人グループを空港で射殺しようと試みるが、銃撃戦の末に大統領が死亡する最悪の事態に。しかも、犯人と人質を乗せた飛行機は、国境を超えてベラルーシに逃走する。
事件の黒幕には、フィンランドのNATO加盟を阻止しようとするロシアがいた。タナーは人質を救出するため、ベラルーシに飛びテロリストの基地に単身潜入するが……。
製作・監督を手がけたのは、本国フィンランドで大ヒットした戦争アクション『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』(17年)のアク・ロウヒミエス。同じく『アンノウン・ソルジャー』に参加していたヤリ・オラヴィ・ランタラが脚本を担当している。
出演は『ブラック・クランズマン』(18年)のヤスペル・ペーコネンに加え、『レッド・スネイク』(21年)のナンナ・ブロンデル、『蜘蛛の巣を払う女』(18年)のスヴェリル・グドナソンほか、国際的に活躍するキャスト陣が顔をそろえている。
『デイ・オブ・クライシス ヨーロッパが震撼した日』は10月5日にDVDリリースされる。

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