新時代のエースたちが総出演するアクション大作『ストレイヤーズ・クロニクル』。この映画の主題歌・挿入歌が「ゲスの極み乙女。」が書き下ろした2曲「ロマンスがありあまる/サイデンティティ」に決定した。
本作は、1990年代はじめに秘密裏に行われた実験により特殊な能力をもって生まれて来た若者たちによる群像劇。2種類行われた実験の結果誕生した、希望を未来につなごうとする者たちと、絶望的な未来を破壊しようとする者たちとの、壮絶な戦いと能力者ゆえの葛藤や仲間との絆といった人間ドラマが描かれていく。
今回の主題歌は、個性的な才能溢れる男女がせめぎあい、危なさも含みながら疾走しているアーティストの雰囲気・芸術性が、まさに『ストレイヤーズ・クロニクル』の能力を持った若者たちと同様であることから、最高のコラボレーションになると確信した本作のプロデューサーがオファーし実現。
その主題歌「ロマンスがありあまる」について「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(Vo/Gt)は「台本にあったセリフの一部分をそのまま歌詞のAメロの一部に使いました。映画の中でもかなりグッとくるセリフで“是非使わせて下さい”と制作側にお願いした所、快く承諾頂いたので使わせて頂きました。演奏面ではピアノ2台でのイントロやカオスパッドを使ったり、普段やらないことを多く盛り込みました。個人的にはピアノ、ギター、シンセ、カオスパッド弾いたりとかなり忙しい曲になってます(笑)」とコメント。
タイトルに関しては「『僕が作る曲は叙情的なもの(ロマンス)が多くて、それがありあまっている、すなわちそういうものばかりになっているという自分に対する皮肉をこの映画に重ねて『ロマンスがありあまる』というタイトルにしました」と話している。
『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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