映像配信の黒船Netflixがついに始動! 同社CEO「来年は50億ドルをコンテンツにかける」と豪快に語る

リード・ヘイスティングスCEO
リード・ヘイスティングスCEO
リード・ヘイスティングスCEO
左から大崎貴之副社長、グレッグ・ピーターズ日本法人社長、ウゾ・アドゥバ、ペ・ドゥナ、ラヴァーン・コックス、リード・ヘイスティングスCEO

全世界で6500万人以上の会員数を誇る、世界最大級のアメリカの映像配信サービスNetflixが9月2日から日本でのサービスを開始。その前日にあたる9月1日にグランド ハイアット東京でメディア向けのイベントが行われ、同社のファウンダー及びCEOであるリード・ヘイスティングス、日本法人の代表取締役社長グレッグ・ピーターズ、並びに、同サービスオリジナルのドラマに出演するペ・ドゥナ(『センス8』)、ラヴァーン・コックス(『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』)、ウゾ・アドゥバ(『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』)が登壇。鏡開きで同サービスの船出を祝福した。

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冒頭に挨拶をしたヘイスティングスCEOは「初めて来日したとき、私は地下鉄で迷子になってしまいました。英語の案内が今と違ってあまりありませんでしたし、スマホもありません。迷っていた私を助けてくれたのは、ちょっと年上の日本の男性でした。日本語混じりの英語で一生懸命ホテルまでの帰り方を教えてくれました。その方の名前を聞いておけば良かったと今日はとても思っています」と振り返ると、「当時30歳で日本で迷子になっていた自分が、なんとNetflixというグローバルなサービスを日本で開始することができる、なんという旅でしょう!」と感慨深げに語り、「この推進力となったのはインターネットです」と力強く続けた。

その後、報道陣が待ち受けるいくつかのテーブルを順にまわる形で質疑応答に応じた同CEO。私たちのテーブルに来ると、いきなりNetflixのセールスマンへと変身し、サービスを説明。「650円からですから、そんなに高いわけでもないですよ」とニッコリ。

数日前に、Netflixとほぼ同時の9月1日から映像配信サービスを始めると発表したAmazonが、「2014年だけでコンテンツ(調達)に世界で13億ドル(1560億円/1ドル120円換算)もの投資を行っており、この投資は日本も含め2015年も継続している」と明かしたことに絡め、Netflixのコンテンツ調達と新作の制作費は合わせていくらかと尋ねると、「来年、50億ドル(6000億円)をコンテンツにかける予定です」と答え、王者の貫禄を見せていた。

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