映画『リリーのすべて』のデンマークプレミアが、物語の舞台でメインの撮影地となったコペンハーゲンで開催され、リリーを描いた妻ゲルダ・ヴェイナーの絵画が展示されているアーケン美術館にて主演のエディ・レッドメインとアリシア・ヴィキャンデルらが登壇し記者会見が行われた。
・エディ・レッドメインとアリシア・ヴィキャンデル、夫婦役演じた2人が互いを絶賛!
本作は、今から80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話に基づく作品。命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなすドラマを、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞4部門に輝いたトム・フーパー監督が描いた感動作だ。
プレミアでは、レッドメインはグレーのスーツ、ヴィキャンデルは美しいシルエットのルイ・ヴィトンのドレスに身をまとい登場。黄色い声援を浴びていたレッドメインは、会場の外ではファンと触れ合う様子もみられた。
一方、アーケン美術館では、リリーを描いたゲルダの絵画をバックに、レッドメイン、ヴィキャンデルとフーパー監督の3人が記者会見に臨んだ。
監督は「もしアカデミーにベスト・ロケーション(撮影地)賞があれば、きっとコペンハーゲンがノミネートされているよ。コペンハーゲンに来た時、僕は恋に落ちたんだ。華麗で、映画のように美しい街だよ」とコメント。
エディも「異なったスタイルや時代の建築がある街だよ。だから、僕たちはパリやドレスデン(ドイツの都市)に見えるように、外観の撮影をコペンハーゲンで行ったんだ。ここには自然な美しさと交わった、素晴らしい多様性があるよ」と監督同様、コペンハーゲンを絶賛。
ヴィキャンデルは「俳優としてとても尊敬する世界へ行けるなんて幸せよ。演じる役を通して、過去の時代を経験できるのは素晴らしいわ」とゲルダ役を演じきった喜びを語っていた。
『リリーのすべて』は3月18日より全国公開となる。
・エディ・レッドメインが世界初の性別適合手術を受けた画家役を熱演!
・『リリーのすべて』は主演男優賞、助演女優賞ほか4部門にノミネート/アカデミー賞ノミネート発表
・オスカー俳優エディ・レッドメインがオメガのアンバサダーに就任!
・エディ・レッドメイン演じる『ハリポタ』新シリーズ主人公の写真初公開
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