「拳銃で自殺するか、人を撃ちたい」と衝撃告白!?
知られざるメキシコの誘拐ビジネスの闇に迫り、我が子の奪還を誓った母親の、想像を絶する愛と執念の物語『母の聖戦』が1月20日より公開される。今回、本作の主人公シエロのモデルとなった実在の人物“ミリアム・ロドリゲス”について深堀りできる特別予告映像が解禁された。
・娘に何が? 突然の誘拐に母は命がけの闘争に身を投じた/映画『母の聖戦』予告編
現代のヨーロッパを代表する名匠のダルデンヌ兄弟、『4ヶ月、3週と2日』でカンヌ映画祭パルムドールに輝いたクリスティアン・ムンジウ、『或る終焉』で知られるメキシコの俊英ミシェル・フランコがプロデューサーとして参加し、テオドラ・アナ・ミハイ監督の劇映画デビューとなった本作。
主人公シエロのモデルとなったのが、娘を誘拐されたのちに殺害されたミリアム・ロドリゲス。復讐の為たった1人で麻薬カルテルに挑み、犯人たち10人を監獄へと追いつめることに成功した実在の女性だ。
本作の監督テオドラ・アナ・ミハイは、生前にミリアムと話した際に聞いた「毎朝、起きるたびに、この拳銃で自殺するか、人を撃ちたいと思う」という言葉に衝撃を受け、なぜ彼女がそんな過激な感情を持つようになったのかを知りたいと思い、彼女の物語を撮ることを決めたという。「彼女とその他多くの犠牲になった方々へのリスペクトから、この映画がポジティブな変化をもたらすことを願っている」と本作に込めた思いを語っている。
特別予告では、娘を誘拐された母親・シエロが娘を取り返すために奔走する様子が、母親の視点から描かれている。身代金を支払ったが娘は解放されず、警察や友人に話しても相手にされずに「ひどい目に遭っても誰も助けてくれない」と憤るシエロ。テレビで若い女性の遺体が発見されたというニュースを見て不安に駆られ、手段を選んでいる暇はないと、軍と協力しながら娘を探し始めるが、最初は被害者だったシエロ自身が、いつの間にか悪意に満ちた暴力の渦の中に巻き込まれることに…。どんなに凄惨な光景を目にしても、決して諦めないシエロは「娘のためなら何だってやる」と一人で闘い続ける―。想像を絶する人生を歩んだ母親の実話を基に生み出された、並外れた緊迫感がみなぎる映像に仕上がった。
『母の聖戦』は1月20日より公開。
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