高齢の女性カップルを襲った突然の悲劇! 家族にも伝えられないまま愛し合ってきた2人の選択とは?
#バルバラ・スコヴァ#フィリッポ・メネゲッティ#ふたつの部屋、ふたりの暮らし#マルティーヌ・シュヴァリエ#レア・ドリュッケール#LGBT
アカデミー賞選出、セザール賞新人監督賞受賞ほか、各国の映画祭で賞賛
互いに愛し合う高齢の女性2人が、社会の障壁に立ち向かう恋愛サスペンス『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』。アカデミー賞国際長編映画賞ショートリストに選出、セザール賞 新人監督賞受賞ほか、各国の映画祭で賞賛された本作の予告編は、主人公ニナとマドレーヌの幸せな日常を描いた場面から始まる。
・家族に伝えられないまま想い合う恋人同士の老女2人…当たり前の日常が崩れ去る彼女たちを襲った“悲劇”とは
南仏モンペリエを見渡すアパルトマンに暮らす老女・マドレーヌ。彼女が鏡の前で寝支度をしていると、寝室で待っていた隣人の女性・ニナが近づいて熱い接吻を交わし、2人はそのまま一夜をともにする。向かい合う部屋で暮らすニナとマドレーヌは、実は長年密かに愛し合ってきた恋人同士だった。
不幸な結婚の末、夫に先立たれたマドレーヌは、子どもの独立を機に静かな引退生活を過ごしており、ニナと2人でローマへの移住を計画していた。そして訪れたマドレーヌの誕生日、彼女は娘夫婦にニナとの関係と移住計画を打ち明けようとするが、結局真実を伝えられず、ニナを怒らせてしまう。
2人が喧嘩別れをした後日、マドレーヌが突然、病院に運ばれる。病院を訪れたニナが目にしたのは、脳卒中でこれまでの意識を失ったマドレーヌだった。
2019年トロント国際映画祭のオフィシャルセレクションでワールドプレミアを飾った本作の監督・共同脚本を手掛けたのは、長編監督デビューとは思えない成熟した演出を見せたイタリアの新たな才能フィリッポ・メネゲッティ。ニナ役には『ハンナ・アーレント』(12年)のバルバラ・スコヴァ、マドレーヌ役にはフランスの名門国立劇場コメディ・フランセーズの団員でもある大女優マルティーヌ・シュヴァリエ。また、マドレーヌの娘アンヌ役に『ジュリアン』(18年)のレア・ドリュッケールほか、独仏を代表する実力派女優たちが顔を揃える。
『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』はDVD発売中。
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