鈴木亮平主演、宮沢氷魚が共演し、『トイレのピエタ』(15年)、『ハナレイ・ベイ』(18年)の松永大司が監督を手がけた映画『エゴイスト』が公開中。今回、「監督に聞くキャストの魅力」、「キャストが語る作品への思い・撮影秘話」と題した特別動画が公開された。
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宮沢氷魚は「ナマモノ」、キャスト同士与え合った“いい影響”について言及
今回公開されたのは、鈴木亮平、宮沢氷魚、阿川佐和子、松永大司監督がメイキング映像と共に作品やキャストについて語る映像。
「監督に聞くキャストの魅力」では、松永監督がそれぞれのキャストについての印象や撮影時のことを振り返っている。鈴木、宮沢、阿川のメインキャストについては、「まずは鈴木亮平、宮沢氷魚という2人がいてそこに母親の妙子が並んだ時に新鮮な並びがいいなと」と、そのキャスティングのバランスを語る。
また、「氷魚はいい意味でまだ荒削りのところがあって嘘をつけないっていうか、そういう意味ではすごい“ナマモノ”だったんですけど、その若い勢いみたいなものが鈴木亮平にすごいいい影響と与えていて」と、タイプの違う3人だからこそ与え合う影響についても言及。
続けて鈴木について、「すごい優秀な表現者だと思いますね。真面目だし。感覚で芝居をしない。もちろん最終的にはその場の空気っていうか化学反応を取り入れて芝居してるんですけどそこに至るまでの役作りの準備とかすごく考えてる」と、芝居への向き合い方を絶賛する。「今、鈴木亮平という役者が魅力があって皆に支持されてる理由がすごくあると思いました」と、一緒に仕事をしてみて鈴木の魅力を実感したことを語った。
また、阿川については「アウトプットすることがすごくできる方なんじゃないかなと思って」と印象を語る松永。「力強い“陽”なイメージを持っている人がいいと思って」とキャスティングの理由を語り、「クランクアップの時に撮った阿川さんはもう圧巻だと思います。すごい!」と称賛した。
・[動画]宮沢氷魚、鈴木亮平。映画『エゴイスト』監督が明かすそれぞれの魅力
さらに「キャストが語る作品への思い」では、キャストそれぞれが本作についての思いを語る。鈴木は「松永監督の撮り方がすごく俳優に寄り添ってくれて気持ちを大事にしてくれて一緒に作ってくださるので、本当に自分が“浩輔”と信じてそのまま生きればいいんだという状況を作ってくれました」と監督としての松永についてコメント。
また、宮沢は「この役にこのタイミングで出会えて本当に良かったと思います。ちょっとでも自分の中で疑問というか疑いがあるとすぐ見抜かれるし、真実だけを表現しようという風にこの作品を経て思いました」と、本作に出演して得られたものを話す。
阿川は、本作の魅力を「優しさ。あのシーンすごく幸せだったなとか、なんかキラキラ光るものがあちこちで見つけられると思うんですよ。この人と2人で並んで歩いてるドキドキ感とかなんか愛が芽生える時の感覚っていうのはみんなに与えられるんじゃないかな…そこが素敵な映画だと私は思ってます」と語った。
・[動画]鈴木亮平らキャストが語る作品への思い・撮影秘話/『エゴイスト』
映像の中には、クランクアップした鈴木に宮沢が駆け寄りハグをする瞬間も。撮影現場の空気感を存分に味わえるメイキング映像にも注目してご覧いただきたい。
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