鬼才・城定秀夫監督がレディースコミック史上最大級の大ヒット作『セフレの品格』を映画化

#セフレの品格#城定秀夫#湊よりこ#行平あい佳#青柳翔

『セフレの品格(プライド)』
(C)2023日活
『セフレの品格(プライド)』
『セフレの品格(プライド)』

女リアルかつ複雑な感情のもつれや性の欲求を描き、大人の女性を中心に支持を集める

シリーズ累計425万部を突破した大ヒット・レディースコミック『セフレの品格(プライド)』が映画化決定した。『女子高生に殺されたい』(22年)『ビリーバーズ』(22年)『恋のいばら』(23年)の鬼才・城定秀夫が監督にあたり、行平あい佳と青柳翔がW主演、2023年初夏に2本連続で劇場公開される。

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原作は、湊よりこ「セフレの品格」(紙版コミックスタイトルは「S-friends〜セフレの品格〜」)。36歳、バツ2で子持ちの抄子は、同窓会で再会した初恋の相手・一樹と一夜を共にした。夢のような世界でとろける心と身体。だが、そんな抄子に一樹が求めたのは、「結婚」でも「恋愛」でもなく、身体だけの関係「セフレ」だった——。

 (C)2023日活
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タイトルのキャッチーさとは裏腹に、女性作家にしか描けない、登場人物のリアルかつ複雑な感情のもつれや性の欲求を大胆に描いた本作。起伏に富んだストーリーが大人の女性を中心に多くの支持を集めている。そしてこの度、ついに待望の映画化となり、同窓会での2人の再会から、心情・関係性が移り変わる様を2本に渡って描く。

女手一つで娘を育てるバツ2の主人公・森村抄子を演じるのは、『私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください』(18年)で初主演を務め、幅広いジャンルで活躍する俳優・行平あい佳。行平は、出演について「湊先生の描く世界に、城定監督の切り取る世界が重なった中で演じるのはとても楽しい時間でした。原作の優しい線画にリスペクトを込めて抄子を作りました。撮影が終わった今でも、彼女はロマンチストだったのか?と考えることがあります。その度に、一度しかない初めてを、どうにも大切にできる人だと愛しく思います」とコメント。

抄子の初恋の相手でバツ1の産婦人科医・北田一樹役には、『今日、恋をはじめます』(12年)で日本映画批評家大賞新人賞男優を受賞し、「HiGH&LOW」シリーズ、Netflixオリジナル『今際の国のアリス』などに出演する青柳翔。青柳は「体だけの関係。恋はいつか終わる。作品を撮り終わった今でも恋や愛などそうゆう括りだけでは言い表せない関係に答えが見つかりませんが、人間の恐ろしさや哀しみもこのストーリーには組み込まれています」と見どころを語っている。

監督を務めるのは城定秀夫。昨年だけで脚本または監督を務めた作品が5本以上も公開された、いま最も日本映画界で注目を集める監督の1人だ。

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『セフレの品格(プライド)』は、2023年初夏に2本連続で劇場公開。

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