本木雅弘が『おくりびと』以来約7年ぶりに主演をつとめる映画『永い言い訳』が10月14日に公開初日を迎え、翌15日にTOHOシネマズ新宿で行われた公開記念舞台挨拶に、その本木をはじめ、竹原ピストル、藤田健心(子役)、白鳥玉季(子役)、池松壮亮、西川美和監督が登壇した。
・本木雅弘が『永い言い訳』で、『おくりびと』以来となる映画主演!
本作は、長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓こと衣笠幸夫が主人公。夏子との間に既に愛情と呼べるものはなく、悲しみを演じることしかできない幸夫は、ある日、同じ事故で亡くなった夏子の親友の遺族と出会う。妻の死に憔悴したトラック運転手の父親と、母を亡くした幼い兄妹。幸夫は自分でも理由がわからぬまま、その家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出るというストーリー。
突然の事故で妻を亡くしてしまう夫・幸夫を演じた本木は、この日不在で妻を演じた深津の名前を挙げ、「今回20年ぶりに(深津)絵里様と再会をはたしたわけですが、撮影はわずか2日間だけでした。今日お会いできなかったのは残念ですが、これから20年先、お互いに60、70代になってから老年カップルのラブストーリーでイチャつきたいです。これは私事のラブレターですが」と愛のメッセージ!
作品の反響については「男女問わずみなさん、それぞれの立場で印象が変わるのが面白かった」と語り、「撮影が終わって名残惜しい感じもあって、竹原ピストルさんのライブにもお邪魔しました。その興奮が未だに残っています」と話した。
この舞台挨拶ではサプライズで「本木さんってどんな人?」というアンケートを登壇者に実施し、フリップで公開することに。本木は「映画が終わった余韻のあとでバラエティ番組みたいなことをするなんて……」と苦笑いしながらも、共演者たちの回答に興味津々。子役の白鳥は「お菓子箱のような人」と記し「お菓子箱を開けた時は幸せになる。本木さんはそのように幸せにしてくれる」とニッコリ! これには本木も「今日はあーちゃん(白鳥)がお菓子みたいで食べたくなっちゃった」とノックダウンされた様子。
幸夫(本木)のマネジャー役の池松は「職人のような人」と書き「色々な事を極めている。次に会ったら人として敵わないような存在になっているような気がする」と尊敬の眼差し。これに本木は「池松さんこそ職人、というか天才!」と応じ、劇中で池松が本木にタックルしてくるシーンを挙げ「本番ではタックルしてくる中で私のお腹を見えないようにシャツで隠してくれた」と粋な気遣いがあったことを告白。池松は「本木さんが『お腹が見えたら恥ずかしい』とかうるさいものだから……隠すしかないと思った」とその舞台裏を明かしていた。
これに本木は「(竹原が)本妻、(池松が)愛人!」と役柄同様のナンパぶり。竹原は「ならいいか」と“本妻”の座に満面の笑みだった。
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