玉城裕規、『映画刀剣乱舞』で苦労したのは“仮設トイレの出入り”!? 「広い意味で距離感を掴むのに苦労しました」
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『映画刀剣乱舞–黎明–』の初日舞台挨拶が3月31日に実施され、主演の鈴木拡樹、荒牧慶彦、共演の和田雅成、梅津瑞樹、佐藤たかみち、山本涼介、定本楓馬、小西詠斗、本田礼生、玉城裕規と本作の監督を務めた耶雲哉治が登壇。本作の注目ポイントやこだわりポイントなど、作品への熱い思いを語った。
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佐藤たかみちは陰の努力明かす「本田礼生くんが1日に刀を1000本振ってると聞いて…」
“本能寺の変”にて、刀剣男士たちと織田信長や羽柴秀吉ら戦国武将が絡み合い、衝撃の結末を描き出し、興行収入9.5億円の大ヒットを記録した前作『映画刀剣乱舞–継承–』から4年、戦いの舞台を“現代”へと変え、スケールアップした本作。
公開初日を迎えたことについて、三日月宗近を演じた鈴木は「抹茶らてまきあーとで乾杯したいですね」と映画で登場するアイテムに触れながらの挨拶を披露し舞台挨拶はスタート。
三つ巴のアクションシーンについて聞かれると荒牧は「監督からの要望で結構近い距離で殺陣をしてくれと言われて…我々は長い絡まるものがたくさん(衣裳に)付いている3振りですので、なかなか大変でしたよね」と答え、梅津はジェスチャーを交えながら近距離での撮影の大変さを語った。
続けて前作からの変化やこだわりについて聞かれると和田は「前回はナイト(騎士)のようなイメージだったんですけど、今回はどっしり重心を落として一撃の重さと言うのを意識しました」とコメント。
『映画刀剣乱舞』に初参戦となった小西は「撮影の中で一番思ったのは、時間遡行軍が怖い! 森の中での撮影だったんですけれども、目がピカーって暗闇の中で光ってて、もしこれが1人だったらと思うと恐怖を覚えました(笑)」と撮影について振り返った。
本田は「拡樹さんとまっきーさんと席が近くて、ファン目線でめちゃめちゃテンション上がって緊張してったっていう…」と、撮影の移動中のエピソードを披露し「幸せな思い出だった」と語った。
玉城は「山での撮影で、ワイヤーアクションをするのを加味して父(小烏丸)の髪の毛の長さを、ワイヤーに差し支えない程度になるだけ長くしたんですが、最初は距離感が慣れてなく…」と仮設トイレの出入りに苦労した話をすると「なんの話!? どういうこと!?」と全員からツッコミが入ったが「とても広い意味で距離感を掴むのに苦労しました」と上手くまとめて撮影を振り返った。
次に今作から『映画刀剣乱舞』に初参戦となった山本は「撮影に入る前に、たかみちと2時間くらい散歩をしながら役について話したり、人生について話したりして、仲を深めて兄弟感を出すようにしましたね」と2人だけの裏話を披露し、佐藤は「刀を使ったアクションが初めてで、1日素振り100本!と教えていただいき練習していたんですが、本田礼生くんが1日に1000本振ってると聞いて…そこから1000本振るようにしました」と初めての挑戦に対して陰ながら努力した部分について明かした。
最後に鈴木は「今作は、人と刀剣男士が一番近い距離で存在している作品となっていると思います。そう言う意味でも、皆さんの身近に刀剣男士を感じていただける機会だと思っております。ぜひ他の皆さんにも勧めていただいて、たくさんの方で楽しんでいただきたいと思っております」と締めのコメントを披露。
続けて監督は「“思い”の力が日本中に広がることによって、この“黎明”というタイトル通りの新しい明日を明るくできるかなと思っております。この作品はその力があると思っておりますので、よろしくお願いいたします」と熱い思いを伝え、舞台挨拶は終了した。
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