バンコク育ちで現在はベルリンのレストランでチーフシェフ
【アジアンビューティー】トレンドやカルチャーの発信地として世界中から注目のスポット、アジア。このコラムでは、元ヘアメイクの美容ライターがインスタグラムからアジアの魅力的なファッションアイコンやインフルエンサーのショットをピックアップしてご紹介します。今回は、アメリカのテキサス生まれでタイのバンコク育ち、現在はドイツ・ベルリンのレストランでチーフシェフを務めるダラド・カンブーに注目。元々はモデル出身という異色の経歴を持つ美人シェフです。
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透明感のある素敵な大人女子
トップ画像は、アートやファッションの情報誌「Boy.Brother.Friend」のページを飾ったダラド。さすが元モデルだけあってフォトジェニックで堂々の存在感。いい感じに力の抜けた大人女子といった佇まいが素敵です。プライベートではナチュラルメイク派の彼女の個性を活かして、囲み系アイラインとダークカラーのアイシャドウで目元に力強さをプラスした以外は、極めて透明感のあるナチュラルな仕上がり。パール入りのハイライトを効かせた立体感のあるツヤ肌が、ロング丈ブルゾンのシャイニーなペールブルーにマッチしています。メイクもルックも透明感のある涼しげなカラーで統一したクールなショット。
スタイリッシュで快適なシューズ「Gray Matters」とともに
写真からでも柔らかな質感が伝わるナチュラルカラーのブーティーを履いたダラド。こちらは、イタリア人女性デザイナー、シルヴィア・アヴァンツィのシューズブランド「Gray Matters」のもの。ヒールでスタイルアップを叶えながら快適さも追求した靴作りが特徴で、ダラドはGray Mattersについて「最も快適でシックな靴を作る」とコメント。チャンキーヒールは、ヒールが高くても安定感があって歩きやすく疲れづらいのが魅力。ヒールを履きたいけれどピンヒールは苦手、という方でもトライしやすいのでは?
レストランのスタッフと共に最高の笑顔で
最後に彼女の本職であるシェフとしての姿が垣間見える1枚を。厨房でともに働く仲間とのカジュアルなオフショットにもかかわらず、撮影用にドレスアップした姿より魅力的で美しく見えると思いませんか?
彼女は、2017年2月に現代アート芸術家であるリクリット・ティラワニと共同で立ち上げたレストランプロジェクトをドイツのベルリンでローンチ。彼女がチーフシェフを務めるレストラン「Kin Dee」は、2019 年にミシュランで最初の星を獲得しています。
彼女のインスタの大半は、セルフィーやファッションフォトではなく料理の写真。アーティストとの共同プロジェクトだけあって、料理はどれもスタイリッシュで芸術作品のような美しさ。目の保養にもなるので、ぜひチェックしてみてくださいね。(文:羽野ハノン/ライター)
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