岩井俊二が監督し、1993年にフジテレビで放送。95年には映画として劇場公開された『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』が、今夏、アニメ映画としてスクリーンに戻ってくるが、この作品で新たに松たか子が『アナと雪の女王』(13年)で主人公エルサ役の声を演じて以来となる、劇場版アニメ映画の声優に挑戦することがわかった。
本作は、岩井監督の原作を、『モテキ』『バクマン。』の大根仁監督が脚本を担当し映画化した、“繰り返される夏の1日”の恋の奇跡を描く感動ラブストーリー。総監督を社会現象化した『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之監督がつとめ、アニメーションスタジオ「シャフト」との最強タッグが実現した。
声を演じるのは、主人公の及川なずな役に広瀬すず、クラスメイトの島田典道役に菅田将暉、典道の恋敵となる友人・安曇祐介役に宮野真守と、圧倒的な人気・実力を誇る3人。彼らが夏のある1日の、淡く瑞々しい少女と少年たちの恋と冒険を彩る。
今回、発表された松が演じるのは、広瀬扮するなずなの母親役。松のアニメ映画への声優参加は、『ブレイブストーリー』(06年)の主人公ワタル役や『アナと雪の女王』(13年)の主人公エルサ役が有名。その『アナ雪』では声のみならず、日本語吹替版劇中歌「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」も担当し、日本中を席巻したのは記憶に新しいところだ。
本作での声優オファーに松は「今回オファーをいただいたときは、私でいいんでしょうか? と思いましたが、岩井さんのストーリー、大根さんの脚本はまさに『青春!』で、新しい作品の小さな力になれたら、と思い受けさせていただきました。いままで何度か声のお仕事をしていますが、アニメーションに描かれたキャラクターとどこまでひとつになれるのかが、難しいです。今回“なずなの母親”を演じる上で、なずなが家を出て行きたくなるような母親になれれば…と。でも、どこか似ている母娘の姿が伝わったら、と思い演じました。アフレコでは、『なずな!』という台詞の言い方を新房監督に色々と教えて頂きながら名前を呼び続けました。岩井俊二さんのドラマが新たにアニメーションとして生まれ変わるということで、魅力的なスタッフ、キャストの皆さんによって、また色鮮やかによみがえることを、私自身も楽しみにしています」とのコメントを寄せている。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は8月18日より全国東宝系にて公開となる。
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