中島健人、芳根京子ら共演者からバトン渡され「けんてぃーです！」

#ここさけ 2017.07.23

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Sexy Zoneの中島健人主演、芳根京子がヒロインを演じ、同名劇場版オリジナルアニメを実写映画化する『心が叫びたがってるんだ。』（通称：ここさけ）。この映画が7月22日に公開となり、TOHOシネマズ新宿で行われた初日舞台挨拶に中島、芳根をはじめ、石井杏奈、寛一郎、熊澤尚人監督が登壇した。

・［動画］『心が叫びたがってるんだ。』WEB版予告

本作が主演映画4作目となり、今までの積極的で明るいイメージとは異なる新たな役柄（坂上拓実役）に挑戦した中島は「愛すべき今日、愛すべきみなさまにお会いできて、心が叫んでいます」と挨拶。幼い頃のある出来事が原因で、喋ると腹痛に襲われてしまうヒロイン成瀬順役を演じた芳根は「『ここさけ』の輪が広がっていくように、頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と話した。

拓実と付き合っていた過去を持つ仁藤菜月役に扮した石井は「多くの方に見て頂き、この作品がどのように生きていくのか楽しみにしています」と挨拶すると、野球部のピッチャーで将来を期待された選手だったが肘を故障してしまった田崎大樹役を演じた寛一郎は「今日、公開初日ということで、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです。今日は楽しんでいってください」と話した。

また、MCから注目してほしいシーンを聞かれた中島は「この作品の肝となるミュージカルシーンは注目して欲しいです。歌や踊り、そこに込められたメッセージをみなさんに楽しんで欲しいです」と語り、「監督から『ここは、けんてぃーでいてくれ』という許可が下りたので」と続けると、熊澤監督も「王子禁止と王子解禁と2つありましたね（笑）」とポイントを説明。

芳根は「全部！ほんとに全部見てほしいなと（笑）」と話し、会場からは笑いが。石井は「拓実と菜月が2人で歩きながら話すシーンがあるんですけど…」と切り出すと、中島が「色々とね。2人の絶妙な距離感があるもんね」と優しくフォローを入れる場面も。

さらに、MCからの「自分を強くしてくれた○○は？」という質問に、中島は「ポジティブシンキングです」と回答。「運命は迎え入れるものではなく、想像するものですし、明るい言葉にすごく強くしてもらっています」と本音を明かすと、芳根は「順が強くしてくれました」とコメント。石井は「ここさけメンバーです。メンバーのおかげで、人見知りを克服できました」と話し、寛一郎は「睡眠です。12時間くらいは寝ますね（笑）」と明かすと、中島から「アメリカ行けるわ（笑）」とツッコミが入れられていた。

この日はMCから「初日を迎えた今、ここで叫びたいこと」というお題が与えられ、あいうえお作文ならぬ、「ここさけ」作文を披露することになった4人。トップバッター寛一郎は「“こ”んにちは」、石井は「“こ”のメンバーで、ここまでこれたのも」と続け、芳根は「“さ”いこうに最強な座長のおかげです。そんなウチの座長は」と話すと、中島は「“け”んてぃーです（笑）」と最後を飾り、「ここさけメンバーマジで大好き！」とメンバーの優しさに応えた。

当初、打ち合わせなしで行う予定と聞かされていた中島だが、実は中島を除くメンバーで打ち合わせを行っていたことがわかり、中島は「実は…」と切り出し、みんなからの振りがなければ、「『健気に生きる』と言おうとしていました」と明かすと、メンバーに対し「本当に支えて頂きましたね。嬉しさで心が叫んでいますね。ありがとう！」と感謝の言葉を述べていた。