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井土紀州監督が谷崎潤一郎による昭和初期文学の最高峰を映像化した『卍』が公開決定し話題に。また、韓国ドラマ『二番目の夫』を紹介したコラムや、フランスの名優ジャン=ピエール・レオが困窮状態にあり、ファンによるクラウドファンディングが開始されたことをまとめた記事も注目を集めた。
幾度も映像化されてきた谷崎潤一郎の小説が新たに映画化、『卍』公開決定
井土紀州監督が谷崎潤一郎による昭和初期文学の最高峰を映像化した『卍』が公開決定し、メインビジュアル、予告編、場面写真が公開された。
本作は、幾度も映像化されてきた谷崎潤一郎の同名小説を原作とする、男女4人が交錯する卍がらみの愛憎劇。艶っぽい表情で男女共に魅了する光子を演じるのは新藤まなみ。相手役の女性・園子役には、『ジムノペディに乱れる』(16年)などの小原徳子。
メインビジュアルは、人妻・園子と若く美しい光子が惹かれ合う、禁断の“卍がらみ”ビジュアル。小悪魔のような光子と、優しい夫がいながらも光子に惹かれる園子。やがて、ベッドの上で唇は重なり合い、互いの体を求め合うようになる。想像の膨らむビジュアルとなっている。
・互いの体を求め合う禁断の卍がらみ…危険な激情に身を焦がす4人の男女の愛憎劇の行方
オム・ヒョンギョン&チャ・ソウォンのおめでた婚も話題に!『二番目の夫』
夫に不倫された妻の復讐劇『二番目の夫』が人気だ。こちらのコラムでは、現在DVD公表レンタル中の本作の見どころについて紹介している。
本作で“新マクチャン・クイーン”となったヒロイン役のオム・ヒョンギョンは、1986年生まれの女優。2005年のシットコム『レインボーロマンス』でデビューし、不倫相手の異母兄ユン・ジェミンを演じたチャ・ソウォンとは『ファイティン♡ガール!~Miss Lee~』以来、2度目の共演となった。また、現在、入隊中の“最新イケメンの星”チャ・ソウォンは、オム・ヒョンギョンとの妊娠&結婚を手紙で発表して話題になった。
ドラマの中ではヒロインは最初の夫との間に子どもができたのにも関わらず結婚することは叶わなかったが、現実では撮影終了後におめでた婚を果たしたオム・ヒョンギョンとチャ・ソウォン。本作を見る際は、2人の役どころや演技にも注目して楽しみたい。
・夫に不倫された妻の復讐劇『二番目の夫』が壮絶! 演じた2人はおめでた婚を発表
フランスの名優ジャン=ピエール・レオが困窮状態に、ファンが支援呼びかける
フランソワ・トリュフォー監督の『大人は判ってくれない』(59年)で主人公の少年を演じて一躍脚光を浴び、その後もトリュフォーやジャン=リュック・ゴダール、ベルナルド・ベルトルッチなどの作品で活躍したフランスの名優、ジャン=ピエール・レオが困窮状態にあり、トリュフォー監督ファンの有志たちが医療費支払いなどの支援を目的にクラウドファンディングを始めた。
今年79歳のレオは、1960年代から70年代にかけてフランスのヌーヴェルヴァーグを代表する俳優として数々の名作に出演。2016年、第69回カンヌ国際映画祭で長年の功績を讃える名誉パルムドールを受賞し、翌17年には諏訪敦彦がフランスで撮った『ライオンは今夜死ぬ』に主演した。
その頃から健康状態は万全ではなく、2018年に映画出演とウェス・アンダーソン監督の『犬ヶ島』のフランス語吹替版に声の出演をして以降、新作はない。今回のクラウドファンディングは「ジャン=ピエール・レオへの支援と感謝」と名づけられ、目標額は15,000ユーロ(約226万円)に設定されている(現在は目標額を達成し、クラウドファンディングは終了している)。
記事では、クラウドファンディングページに載せられた有志たちのメッセージや、同じくフランスでは2021年にジャック・ロジエ監督が賃貸契約更新を認められず、自宅の退去を命じられたことについても紹介している。
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