アメリカでは5日間で100億超!ついに日本公開された『ミッション:インポッシブル』最新作、興収の行方に期待高まる
#トム・クルーズ#ミッション:インポッシブル#ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE#興行トレンド
【興行トレンド】『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』が7月21日に日本で公開された。アメリカでは一足早く12日(水)に公開され、17日(日)までの5日間で興収8000万ドルをあげた。
・4日間で21億円超の興収を記録 宣伝一切ナシ、異例づくめの宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』大ヒットスタート
トム・クルーズ来日中止の余波は?
『ミッション』シリーズはトム・クルーズの当たり役だが、アメリカでの興行成績は大ヒットではあるが、年間興収でトップ3に入るような記録的なものではなかった。
過去3作のオープニング3日間の興収、最終興収、年間興行成績を見ると————
11年『ゴースト・プロトコル』1280万ドル、2億900万ドル、年間7位
15年『ローグ・ネイション』5550万ドル、1億9500万ドル、年間11位
18年『フォールアウト』6120万ドル、2億2000万ドル、年間8位
『デッドレコニングPART ONE』は5日間で8000万ドルなので、『フォールアウト』との比較は難しいが、最終興収でシリーズ最大になる可能性は十分ある。
アメリカで好調な出足となった要因の1つが、トムの前主演作『トップガン マーヴェリック』の記録的大ヒットだろう。アメリカで興収7億1900万ドルをあげ、22年の年間1位となっただけではなく、歴代興収5位を記録した。トムの人気が再燃し、改めて『ミッション』シリーズが注目されるきっかけになったようだ。
批評家の評判もいい。映画の批評を集計したサイト「Rottentomatoes.com」では高評価が341人、96%にのぼっている。
ルーサー役のヴィング・レイムス(全シリーズに出演)、ベンジー役のサイモン・ペッグ(3作目以降に出演)とシリーズで長年愛されてきたキャストのほか、前々作『ローグ・ネイション』から出演のイルサ役のレベッカ・ファーガソン、前作『フォールアウト』に出演のホワイト・ウィドウ役のバネッサ・カービーが再登場する。また1作目に出演した、IMFを監督するCIAのユージーン・キットリッジ役のヘンリー・ツェーニーがカムバックする。
・トム・クルーズのギャラは推定“1億ドル以上”!? 映画スターの歴代高額出演料ランキングが公開
IMFエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)に課せられたミッションは、人類を脅かす新兵器をコントロールする鍵が悪の手に渡る前に見つけ出すこと。しかし、IMF所属前のイーサンの過去を知る男が迫るなか、世界各地でイーサンたちは命を懸けた攻防を繰り広げる。
今回も舞台は世界にまたがっており、アブダビ、ベネチア、ローマ、ノルウェーなど。ローマ市街地でのカーチェイス、激走する列車の屋根の上での格闘シーン、落下する列車内での必死のサバイバル劇などアクションも満載で、トムによる危険な体当たりスタントも健在だ。バイクに乗ったトムが断崖にむかってフルスピードで一直線に進み、減速することなく特大ジャンプを決めて真っ逆さまに落下する。
シリーズはこれまで1作ごとに監督を代えて新鮮さを保ってきたが、脚本・監督をクリストファー・マッカリーが担当してからは連続となる。彼が手がけるのは本作が『ローグ・ネイション』『フォールアウト』に続く3作目。マッカリーは脚本も手がける監督だからこそ、撮影前の準備期間でも撮影中でも脚本に変更を加え、柔軟に撮影ができる。トムの信頼が厚いマッカリーによる、シリーズ初となる2部作の前編。トムの来日は中止になったものの、今週末から始まった日本での興行に期待したい。(文:相良智弘/フリーライター)
企業動画のお悩みを解決します
「視聴回数が伸びない」
「ターゲットへの訴求方法が分からない」
「そもそも動画マーケティングって何!?」
企業動画を拡散させるノウハウを惜しみなく提供します。
・[動画]トム・クルーズ、極限の決断/映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』予告編
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
松坂桃李主演『雪の花 ―ともに在りて―』試写会に30組60名様をご招待!
応募締め切り: 2024.12.20 -
【舞台挨拶あり】齊藤工が企画・プロデュース『大きな家』公開直前舞台挨拶付試写会に15組30名様をご招待!
応募終了: 2024.11.22