韓国でスマッシュヒットを記録したホラー映画『トンソン荘事件の記録』が公開決定。本作の特報映像と場面カットが公開された。
・狂気の儀式に返り血…。遺体だらけのアパートに取り残された住人の運命は?
『呪詛』や『女神の継承』に続くホラー×フェイクドキュメンタリー
2019年、寺に放置された車から映像素材が見つかる。それは、1992 年に起きた殺人事件を追った記録だった。映像は検察が押収したが、制作会社が訴訟を起こし取り戻す。この映画は、その映像を編集し完成させたものである。
フィクションなのか、それとも実在の出来事なのか。虚実が入り交じったフェイクドキュメンタリー手法とホラージャンルは相性が良く、見る者を魅了し恐怖に陥れて来た。そして、近年のアジア・ホラー映画の躍進には、「台湾史上最も恐い映画」と言われた『呪詛』や、韓国・タイ合作『女神の継承』等、フェイクドキュメンタリーが原動力となっている。本作は、殺人事件の一部始終が収められたビデオに映った“あるもの”を追って、取材班が調査をする過程がフェイクドキュメンタリーで描かれる。
そのリアルな恐怖と予測不能な展開が話題を呼び、韓国での劇場公開時には、ハリウッド作品が並ぶ中で初登場 5 位にランクイン。スマッシュヒットを記録した。
今回公開されたのは、「韓国検察庁によって封印された門外不出の禁断映像、ついに解禁」という強烈なメッセージから始まる特報映像。30年前に旅館トンソン荘で起きた殺人事件の犯人が残したビデオに映ったいるはずのない“何か”。その“絶対に映ってはいけないもの”の正体を知ったとき、日本中が震えあがるはずだ…。
併せて公開された場面カットも、壁に血痕が残る殺人現場のようなシーンを捉えたものや、何かを咥える返り血を浴びたような血だらけの女性、監視カメラに写り込んだこちらを見つめる女性、一人だけ目にモザイクがかかっていない不気味なクラス写真など、どれもが本作のおぞましい一瞬一瞬を切り取ったシーンが並んでいる。
『トンソン荘事件の記録』は10月27日より全国公開。
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