「映画を作るきっかけをくれたのは応援してくださったファンの方々」
アーティストグループ「7ORDER」の真田佑馬が原案・プロデューサーを務める映画『30S(サーティーズ)』が公開。ムビコレでは、真田佑馬のインタビューを掲載中だ。
・[動画]【1/3】7ORDER 真田佑馬、20代前半に書いた“やりたいことリスト”に映画があった/映画『30S』インタビュー
本作は、30歳の誕生日を迎える男女を中心に人生の現実や悩みなどさまざまな側面を描いた群像劇。真田は俳優として出演もしており、登場人物の一人である御手洗甲を演じている。
「この映画を作ったきっかけは、20代前半に書いたノートなんです」と話す真田。当時“やりたいことリスト”の中の1つとして書いていた、「映画を作りたい」という思い。かねてからの願いと、「30歳になるときに何か一つ作品を残したいという思い」があったことが重なり、映画を作ることになったという。
大学時代演劇学科に通っていた真田は今回、自身の先生である佐藤克則に監督を依頼し、スタッフはゼミの仲間たちを集めた。このことについて「学生の時に出会った仲間と今度は仕事として集まって一緒に映画を作るという機会はそうないと思うので、本当に良かったと思います」と真田。
さらに真田は、初めて映画制作に一から携わり、学ぶことも多かったと語る。「どのポジションにいても等しく大変だなと思いました。それぞれの人が、こういう風に撮りたいとかこういう風に演じたいとか意思を持って作っているから、つまりは掛け算なんですよね。プロデューサーとしてお金がかかることもわかりました」と、苦労もあったことを話す真田。
「僕自身も、映画館に営業のメールを送ったり、そういうことも初めてしたので、今はもう感謝が止まらない感じです」、「メディアの方々が来てくださること自体がありがたくて、今までもありがたかったのですが、それがより分かりました」と、裏方を経験し感謝の思いが強まったことを明かした。
・[動画]【2/3】7ORDER 真田佑馬、学生時代の仲間を再び集めて夢を実現/映画『30S』インタビュー
12歳で芸能界入りし、来年で芸歴20年になる真田は、「映画を作るきっかけをくださったのも、間違いなく応援してくださったファンの方々だと思います」と、改めてファンへの感謝を語る。
「生々しい話になりますが、ファンの方々が僕らのために使ってくれたお金が、直接ではないけれど、映画製作につながっているわけですし。だから、自分が30歳になった時に、何か形で返したいなと思っていて」と、本作にはファンへの恩返しの気持ちも込められていることも教えてくれた。
最後に「あまり深いことを考えずに1回見ていただいて、心がぽかっとするのかどうかは人それぞれの価値観で違うと思いますが、きっと僕らが伝えたいことの一部が伝わるんじゃないかなと思います。また、登場人物の誰かの言葉が刺さるかもしれません。僕たちも楽しみなので、ぜひ感想を教えてください」とメッセージを伝えた真田。インタビューでは、真田の他人への感謝の思いや、40歳に向けての目標も語っている。真田佑馬のインタビュー全文はこちらから!
・[動画]【3/3】7ORDER 真田佑馬、ガンコじじいにならない秘訣は“素直でいること”/映画『30S』インタビュー
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