今年のクリスマスは宇宙の謎にどっぷり浸るのもオススメ!

『モーガン・フリーマンが語る宇宙』
(C)Discovery Communications
『モーガン・フリーマンが語る宇宙』
(C)Discovery Communications

いよいよ12月最後のHulu週間ランキングの紹介となるが、2017年の締めくくりとして相応しいのは、社会情勢や人々の興味を反映しやすいドキュメンタリー番組のランキング。そこで、現在注目を集めている人気番組をピックアップしていきたい。

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まず、ムビコレ的オススメ作品となるのは、5位にランクインした『モーガン・フリーマンが語る宇宙』。やはり映画サイトとしては、名優モーガン・フリーマンが制作・司会・ナレーションの3役を務める本番組は見逃せないところ。12月18日に配信がスタートしたばかりだが、早速上位に食い込んでくるあたり、期待値の高さを伺わせる。

内容としては、タイトルの通り永年の謎とされる宇宙や生命の存在の根源について、宇宙に強い関心を抱くモーガン・フリーマンと共に探っていくシリーズ。2010年から開始され、7年間にわたって続いた人気番組となっている。シーズン1では、137憶年前に誕生した宇宙の始まりや地球外生命体、タイムトラベルなどに迫っており、いずれも興味深いものばかり。年末年始の休みに、宇宙の謎にどっぷり浸るのもオススメだ。

2017年の海外ドキュメンタリー番組ランキングでは、宇宙に関する作品が根強い人気を誇っていたが、その一方で戦争や犯罪といった社会的なものも多く見られる傾向にあった。そんななか、今回1位にランクインしたのは『新 潜入! 北朝鮮』。今年の漢字に「北」が選ばれたように、日本人にとってはもっとも懸念している問題ともいえるだろう。本作では2006年にナショナルジオグラフィックの記者が医師団の一員を装って北朝鮮に潜入したときの様子を映し出しているが、相手のことを知るためには必見の番組となっている。

そのほか、オリヴァー・ストーン監督がロシアのプーチン大統領にインタビューを試みた9位の『プーチン大統領が語る』もいま見ておくべき番組のひとつとして挙げておきたい。

海外ドキュメンタリーは、日本の報道番組だけでは知りえないリアルな現状も見ることができるだけに、色々な角度から物事を考えるためには来年以降も欠かせない存在といえそうだ。(文:志村昌美/ライター)

【Hulu 12月13日〜19日の週間ランキング/海外ドキュメンタリー&バラエティ】
1位『新 潜入! 北朝鮮』
2位『古代の宇宙人 決定的証拠を探せ!』
3位『“ex-エックス”オン・ザ・ビーチ 〜戦慄のバカンス〜』
4位『ねこまにあ』
5位『モーガン・フリーマンが語る宇宙』
6位『解明・宇宙の仕組み』
7位『ホオジロザメ、宙を舞う』
8位『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』
9位『プーチン大統領が語る世界』
10位『歴史に残る武器・軍用品』

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