15歳の元日に集団レイプに遭い、加害者の男たちへの復讐だけを胸に生きてきたという雪村葉子による衝撃的な手記(ブックマン社刊)を、初監督作品『受験のシンデレラ』でモナコ国際映画祭最優秀作品賞、介護離職を扱った人間ドラマ『「わたし」の人生』で同映画祭人道的映画監督賞などに輝いた精神科医の和田秀樹監督が映画化した『私は絶対許さない』。この映画の特報とポスタービジュアルが解禁となった。
本作は主人公目線ですべてが撮影される完全主観撮影で、よりリアルにレイプシーンなどを描いており、精神科医ならではのトラウマを描いた新感覚社会派エロス作品。脚本を、寺島しのぶがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した『キャタピラー』(監督:若松孝二)の共同脚本や、『花芯』(監督:安藤尋)、『四十九日のレシピ』(監督:タナダユキ)などの黒沢久子が担当している。
主人公の葉子役を演じているのは2人の女優。整形後を、数々のミスコンを経て注目度NO.1のグラビア女優として活躍が期待されている平塚千瑛(ひらつか・ちあき)が、集団レイプに遭う学生時代を、NHK大河ドラマ『西郷どん』への出演も決まっている西川可奈子がW主演で演じ、体当たり演技を披露している。
また、既に発表されている隆大介、佐野史郎のほか、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美らが出演。主題歌「迷宮」を元SKE48のメンバーの出口陽が担当している。
西川は「この話が事実であることに、同じ女性として怒りと恐怖、悲しさに包まれ、同時に葉子さんの生きる芯の強さに驚愕し、想像以上の重責を感じながら撮影に挑みました。今回の主観撮りでは、目線・呼吸・心情をカメラマンさんと一心同体となって葉子自身を表現しています。だからこそ見えるリアルさや目を覆う程の恐怖もこの映画では感じることができるはずです。彼女の世界観を体感して頂き、より多くの方々にこの事実を知って頂きたいと思います」と話している。
『私は絶対許さない』は4月7日よりテアトル新宿ほかにて全国公開となる。
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