映画『坂道のアポロン』完成披露舞台挨拶が2月5日にEX THEATER ROPPONGIで行われ、主演をつとめる知念侑李をはじめ、中川大志、小松菜奈、真野恵里菜、中村梅雀、三木孝浩監督が登壇した。知念は本作が単独での映画初主演となったが「撮影に入る前はプレッシャーで押しつぶされそうになっていましたが、現場に入るとみなさん温かい方ばかりで、すんなりと入っていけました」と共演者やスタッフに感謝の意を述べていた。
本作は、「このマンガがすごい!2009」オンナ編の第1位に輝いた人気コミックを『アオハライド』や『ホットロード』などの三木監督が実写映画化。1966年の長崎を舞台に、性格がまったく違い交わることがなかった高校生たちが、音楽を通して友情を深め、青春を過ごす姿を描く。劇中、知念はピアノ、中川はドラムを演奏している。
知念、中川ともに、撮影のかなり前からピアノとドラムの練習をしていたそうで、知念は「最初に演奏を行ったとき、周りからビックリするぐらい褒めていただいて、それから練習が楽しくなりました」と語ると、中川も「2016年の7月ぐらいから練習をはじめました。昔ドラムは習っていたことがあったのですが、ジャズドラムは初めてで、最初は全然叩けず『(中川演じる)千太郎の役は降ろされたかも』と思っていたくらいです」と振り返ったが、知念と密に連絡を取り合い、お互いの進捗を報告しながら、切磋琢磨したという。
緊張した面持ちながらも、見事に「Moanin」をセッションすると、続けて「Happy birthday to you」へと曲が展開していく。これは2月16日に22歳の誕生日を迎える小松へのサプライズだったが、見事に演奏が成功すると、知念は「『Happy birthday to you』は弾いたことがなかったから、ものすごく緊張しました」とホッとした表情。中川も知念に抱きつき喜びを表現すると、小松は「うれしすぎです」と破顔していた。
『坂道のアポロン』は3月10日より全国公開となる。
(text&photo:磯部正和)
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