【興収レポート】『君たちはどう生きるか』が夏映画1位になるも、100億円超えは困難
#インディ・ジョーンズ#キングダム#ビジネス#マイ・エレメント#ミッション:インポッシブル#君たちはどう生きるか#興収レポート
『もののけ姫』以来の100億円超え連発からは陥落
【興収レポート】夏映画の興収ランキングをまとめた(9月3日時点)。1位は『君たちはどう生きるか』で、9月3日時点の興収は77.4億円。公開から52日間を経た興行成績だ。宮崎駿監督の前作『風立ちぬ』は公開後51日間で97.7億円をあげていたので、79%にあたる。『風立ちぬ』は最終興収120.2億円で、『君たちはどう生きるか』がこのままのペースで興収を伸ばせば95億円が見込まれる。
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公開後52日間の興収を他の大ヒットアニメと比較すると——
『すずめの戸締まり』109.9億円(最終興収147.9億円)
『THE FIRST SLAM DUNK』89.2億円(最終興収152億円)
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』125.6億円(最終興収137億円)
『THE FIRST SLAM DUNK』89.2億円(最終興収152億円)
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』125.6億円(最終興収137億円)
宮崎アニメは『もののけ姫』(97年)以降、興収100億円超えを連発して年間興収ランキング1位を続けてきたが、『君たちはどう生きるか』で初めて年間1位ではなくなりそう。
2位は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』(50.4億円)。
過去3作の興収を見ると——
11年『ゴースト・プロトコル』最終興収53.8億円
15年『ローグ・ネイション』最終興収51.4億円
18年『フォールアウト』最終興収47.2億円
15年『ローグ・ネイション』最終興収51.4億円
18年『フォールアウト』最終興収47.2億円
前作『フォールアウト』を上回り、『ローグ・ネイション』にあと1億円と迫っている。アメリカでは興収が1億7100万ドルで『フォールアウト』(2億2000万ドル)を下回っており、日本は好成績となっている。
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3位は『キングダム 運命の炎』(49.2億円)。前2作の興収を見ると——
19年『キングダム』最終興収57.3億円
22年『キングダム2 遥かなる大地へ』最終興収51.6億円
22年『キングダム2 遥かなる大地へ』最終興収51.6億円
前作にあと2.4億円と迫っている。
4位は『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(25.9億円)。前作『クリスタル・スカルの王国』(08年、57.1億円)の興収の半分以下と伸び悩んだ。
5位は『マイ・エレメント』(23.3億円)。昨年夏公開のピクサー作品『バズ・ライトイヤー』(12.2億円)の約2倍を記録している。(文:相良智弘/フリーライター)
[2023年夏 公開作ランキング]
1位『君たちはどう生きるか』77.4億円
2位『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』 50.4億円
3位『キングダム 運命の炎』49.2億円
4位『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』25.9億円
5位『マイ・エレメント』23.3億円
2位『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』 50.4億円
3位『キングダム 運命の炎』49.2億円
4位『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』25.9億円
5位『マイ・エレメント』23.3億円
(9月3日時点。ムビコレ調べ)
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