リリー・フランキー主演、錦戸亮共演の『コットンテール』がローマ国際映画祭で最優秀初長編作品賞を受賞!
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リリー「国を超えていく瞬間を目の当たりにするという素晴らしい経験ができた」
リリー・フランキーが主演を務め、錦戸亮、木村多江、高梨臨が共演する日英合作『COTTONTAIL(原題)』が、邦題『コットンテール』として公開されることが決定。公開に先駆けて出品されたローマ国際映画祭にて、最優秀初長編作品賞受賞を受賞した。本作より、リリー・フランキーと錦戸亮のツーショット写真を紹介する。
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本作は、日本を代表する演技派俳優たちが織りなす家族の愛の物語。公開に先駆け第18回ローマ国際映画祭グランドパブリック部門(GRAND PUBLIC)へ正式出品され、主演のリリー・フランキーとパトリック・ディキンソン監督がワールドプレミアとなる公式上映に出席、さらにディキンソン監督が最優秀初長編作品賞受賞の快挙を果たした。
現地時間10月26日、主演のリリー・フランキーとディキンソン監督がレッドカーペットに登場。リリーは、『万引き家族』(18年)のカンヌ国際映画祭以来となる国際映画祭のレッドカーペットの参加となった。レッドーカーペットでは、地元ローマの市民、世界各国から集まった映画ファン、マスコミから止まないリリー・コールが上がり、握手、サイン、写真を求められ、なかなか前に進めないほど盛り上がった。
続いて、ワールドプレミアとなる公式上映では、エンドロールが始まった瞬間から、拍手の嵐。エンドロールにリリーの名前が出た瞬間、観客は熱を帯び、リリーも立ち上がり応える場面が終映まで続いた。上映後も、地元ローマの市民、映画ファン、マスコミがリリーのもとに集まり本作の感動を伝え、握手を求める人々が列をなし、映画祭のスタッフから次の上映準備のため場所を空けてほしいと言われるほど盛り上がった。
ワールドプレミア上映を終えたリリーは、「パトリックというイギリス人監督が撮った、日本人家族の物語がローマの方々に熱く迎えられたこと、『コットンテール』という作品が国を超えていく瞬間を目の当たりにするという素晴らしい経験ができました」と感激のコメントを語った。
日本から同部門に宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』(23年)も出品された。監督・脚本を手がけたディキンソンは、早稲田大学に留学経験があり、日本の映画や小説などに多く触れてきた。その中で、日本に素晴らしいスタッフ、キャストがいることを知ったこと、インターナショナルな作品の方が面白くなると考え、日本とイギリスの2つの国をまたがる話にすることを決めたと合作の経緯を語る。撮影は新型コロナウイルス感染拡大に伴う延期を経て、2021年初夏、日本でスタート、イギリス・ロンドンで敢行された。
『コットンテール』は2024年3月1日より全国公開。
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