「V6」の岡田准一が主演し、『嫌われ松子の一生』や『告白』などの話題作で知られる鬼才・中島哲也監督と初タッグを組む映画『来る』の特報と劇中カットが解禁となった。
2015年「第22回日本ホラー大賞」に輝いた澤村伊智の原作「ぼぎわんが、来る」を映画化した本作は、中島監督にとって『渇き。』以来4年ぶりとなる新作。主演の岡田のほか、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡ら主役級キャストが一堂に会し、『悪人』『モテキ』『君の名は。』など数々のヒット作を放つ川村元気が企画・プロデュースを担当する。
ストーリーは、愛する妻・香奈(黒木華)と結婚式を終え、幸せな未来に胸を膨らます田原秀樹(妻夫木聡)の会社に、ある日、謎の訪問者が現れるところから幕を開ける。取り次いだ後輩曰く「チサさんの件で」ということだが、秀樹の脳裏に疑問がよぎる。チサとは、妊娠した香奈と喜び勇んでつけたばかりの娘の名前(知紗)だったのだ。まだ2人しか知らないはずの名がなぜ? だが、訪問者の正体はわからぬまま、“それ”と会話した後輩は謎の死を遂げる。
2年後、「イクメンパパ」として知紗を溺愛する秀樹の周囲で不可解な出来事が起こりはじめる。「何かに狙われているのでは?」と恐れた秀樹は、知人のつてでフリーライターの野崎(岡田准一)と、その恋人で強い霊感を持つ真琴(小松菜奈)を紹介してもらうことに。だが、真琴も“それ”を感知した途端、その強大さを思い知るのだった。
解禁となった特報は、中島監督らしいスタイリッシュな映像美を感じさせる一方で、全篇に怪しい雰囲気が漂う、“最恐エンターテインメント”と呼ぶに相応しい衝撃的な内容となっている。少しずつアップになっていく扉。その合間合間に豪華キャストの映像が目まぐるしく映し出されるが、そのどれもが狂気を帯びたものだ。はたして、扉が開いたとき、野崎(岡田准一)が見るものとは?
『来る』は12月7日より全国公開となる。
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