木村拓哉と二宮和也が出演している映画『検察側の罪人』の納涼試写会が、8月20日に恵比寿ガーデンルームで行われ、木村と二宮、そして芦名星や酒向芳が登壇した。
雫井脩介の原作の同名小説を映画化した本作は、東京地検を舞台に、2人の検事がある殺人事件をめぐり対立する物語。「時効」「冤罪」そして「法律」というキーワードを軸に、「正義とは何か?」を問いかけるサスペンスエンターテインメント作品だ。
会場には、浴衣などを着たファンが数多く詰めかけた。そこに納涼試写会に相応しく、涼しげな服装の木村と二宮がやって来ると、大きな歓声に包まれた。司会者から、私服はどのような格好をしているのか聞かれた木村は「夏は基本的にTシャツ、デニムに短パン。下はサンダルかスニーカーです」と回答。某番組で、その私服センスを指摘された二宮にも同様の質問がかけられるが、木村は「それは聞かないであげないでください。世の中のみなさんは、何となくご存じだと思うので、そこは改めて掘り下げなくてもいいと思います」と制した。
さらに壇上では、撮影時の裏話も。冒頭で木村と二宮が殺人現場に駆けつけるシーンがあるが、真夏の上、風通しの悪いブルーシートも設置されており暑さに非常に苦しめられたということ。木村は「あまりにも暑かったので『こりゃ無理だな』と思って。着ていたスーツのジャケットを脱いだんです。そうすると、現場慣れしているベテラン検察官らしさも出て、監督からOKも出たんです。そしたら(新人検察官役の)ニノが『ずりぃ』と(笑)」。二宮も「1カット目でもうそれやるんですよ。あれはずりぃ」と語ると、会場からは大きな笑いが起こっていた。
『検察側の罪人』は8月24日より全国東宝系にて公開となる。
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