高杉真宙、sumikaらが舞台挨拶／アニメ映画『君の膵臓をたべたい』

#高杉真宙 2018.09.09

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左から黒田準之介、小川貴之、荒井智之、片岡健太（以上、sumika）、高杉真宙、Lynn、藤井ゆきよ、牛嶋新一郎監督

アニメーション映画『君の膵臓をたべたい』の大ヒット舞台挨拶が9月8日に川崎チネチッタで行われ、声優をつとめた高杉真宙をはじめ、Lynn、藤井ゆきよらキャストと、牛嶋新一郎監督、オープニングテーマ・劇中歌・主題歌を手がけたsumikaの片岡健太、荒井智之、黒田隼之介、小川貴之が登壇した。

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本作は、浜辺美波＆北村匠海共演で実写映画化された、住野よるによる同名小説のアニメ映画版。実写映画は昨年夏に公開され、興行収入35.2億円の大ヒットとなった。

高杉はsumikaが加わった大人数での舞台挨拶に「何度か舞台挨拶をさせていただきましたが、この人数での舞台挨拶は初なので嬉しいです」とコメント。sumikaの片岡は「劇場のステージに上がるのは初めてで、ライブハウスとは違って劇場は階段状で後ろの方までお客さんの顔が見えるので、作品を見た後のみなさんの泣きはらした顔がわかってつられて泣きそうです」と感慨深げに語った。

オープニングテーマの「ファンファーレ」について聞かれた片岡は「キミスイの楽曲の中で最初に作った曲で、曲から先に作ってほしいと牛嶋監督やスタッフさんたちから言われてプレッシャーを感じました」と振り返ると、「最終的に登場人物たちと同じ高校生の頃の感性を思い出しながら作った」と話した。

これに対し、曲を最初に聞いた時の感想を聞かれた牛嶋監督は「エネルギッシュな曲だなと思い、画コンテにはいる時に曲と同じエネルギーをぶつけるとケンカしてしまうと思ったので、わざと画に完璧に合わせず若干ずらして曲に寄り添う形にしていった」と映画冒頭シーンの裏話を披露。実際に画と音が合わさった映像を見た片岡は「最初から涙が出てきた。曲は自分の子どものようなものなので、嫁に出したような気持だったが、きちんとキミスイの家の子になっていて良かったねと思った」と語った。

また、劇中歌の「秘密」について聞かれたsumikaの小川は「劇中歌ということで音と画がマッチングするかが全てなので、カットの秒数を測ったりしながら2人の心情や距離感を大切にしながら作っていた」と回答。

「秘密」がかかるシーンについて高杉は「僕と桜良の距離が近づいていく最大のシーンだと思って演じました」と語り、ヒロイン桜良を演じたLynnも「全編通して一番穏やかな心情で演じました。映像と歌詞も丁度リンクしていて、ここで幸せな状態で終わってほしいと思いましたね」とコメント。小川は完成した映像に対する感想を求められ「画コンテで流れる映像の想像はできていたんですが、その100倍くらいの映像が上がってきて、音楽と映像の気持ちのいい掛け算ができました」と話していた。