乃木坂46の堀未央奈が映画初出演にして初主演『ホットギミック』

#乃木坂46

写真上から時計回りに堀未央奈、間宮祥太朗、板垣瑞生、清水尋也
写真上から時計回りに堀未央奈、間宮祥太朗、板垣瑞生、清水尋也
写真上から時計回りに堀未央奈、間宮祥太朗、板垣瑞生、清水尋也
映画初出演で初主演を飾る乃木坂46の堀未央奈
「ホットギミック」1巻書影

乃木坂46の堀未央奈(ほり・みおな)が映画初出演にして初主演をつとめ、『溺れるナイフ』の山戸結希監督がメガホンをとる映画『ホットギミック』の製作が発表された。

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原作は販売部数累計450万部超の、女の子がドキドキする“少し大人な少女マンガ”の先駆者・相原実貴原作の「ホットギミック」。2000年、Betsucomi(小学館)に掲載されて以降、片思いが成就することに主眼を置いた、それまでの少女マンガというカテゴリを大きく飛び越え、男女の繊細な駆け引きを活写することで多くの読者を魅了してきた。

主人公はどこにでもいる平凡な女子高生・成田初(なりた・はつみ)。優しい兄の凌(しのぐ)、元気な妹の茜(あかね)と両親と、ごく普通の家庭で暮らしていた。ある日、同じマンションに住む橘亮輝(たちばな・りょうき)に弱みを握られ、亮輝の無茶な命令に振り回されることに。そんな時、数年前に突然引っ越していった幼なじみ・小田切梓(おだぎり・あずさ)が帰って来る。人気モデルとして活躍し、遠い存在だと思っていた梓が、昔と変わらず自分を守ってくれる姿に初は自然と魅かれていく。亮輝に邪魔をされながらも、初と梓は付き合うことに。幸福感に溶けてゆく初だったが、実は梓にはある目的があった。

堀が演じるのは、亮輝、梓、そして兄の凌と、3人の男性との恋に揺れ動く主人公の初役。乃木坂46の次世代エースである堀は、歌やダンス未経験ながらも7thシングル「バレッタ」にて初選抜入りし、同時に2期生で誰よりも早く正規メンバーへ昇格。さらに、初選抜にも関わらずいきなりのセンターに抜てきされた実力の持ち主だ。2017年には人気女性ファッション誌「ar」のレギュラーモデルに抜てきされ、発売した1stソロ写真集「君らしさ」は発行部数が10万部を突破している。

本作には、山戸監督が14thシングル「ハルジオンが咲く頃」のMVを手掛けた際に、その瑞々しい存在感が印象に残ったため、映画初出演にも関わらず主演に抜てきされた。

また、そんな主人公の初に恋する3人の男性役として、初と同じマンションに住む幼なじみの橘亮輝役に清水尋也、もう1人の幼なじみの小田切梓役に板垣瑞生、初の兄の成田凌役に間宮祥太朗と、映画界注目の若手俳優が集結した。

本作主演に堀は「私自身、映画は初主演と言うことで不安な気持ちはありますが、クランクインして、監督の演出、共演のみなさんとのお芝居、その1つひとつの撮影が本当に楽しいです。実は人見知りなので、最初は現場に溶け込めるか不安でしたが、共演のみんなも年が近く話しかけてくれるので、ほっとしています。元々、山戸監督とは、乃木坂46のMVでご一緒したことがありましたし、作品もいくつか拝見していました。ずっと、もっと一緒にお話ししてみたいなと思っていたのですが、今回、撮影が始まる前に2人でじっくり話せる機会がありました。この映画にかける思いを本気で話すことができ、カメラの前に私がいる時の気持ちも、汲み取ってくれているんじゃないかな? と、思っています。原作は、すごく面白い作品。誰かと付き合っていたとしても、ほかの誰かに気持ちが迷ってしまうこと、誰にでも起こりうることじゃないかなと思っています。そんな初のリアルな心情、心の揺れを新鮮にリアクションしていきたいです」とのコメントを寄せている。

『ホットギミック』は9月中旬にクランクインし10月中旬クランクアップ予定で、2019年に公開となる。

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