シンガーソングライターの平原綾香と俳優の谷原章介が映画『メリー・ポピンズ リターンズ』の日本語吹替えを担当することが発表された。平原はエミリー・ブラントが演じるメリー・ポピンズ役、谷原はベン・ウィショー演じるマイケル・バンクス役の声を担当する。
本作は、P・Lトラヴァースの小説「メアリー・ポピンズ」をもとに1964年に公開され、第37回アカデミー賞13部門ノミネート&5部門受賞した映画『メリー・ポピンズ』の続編。すでに第76回ゴールデングローブ賞4部門、アニー賞5部門にノミネートを果たしており、今後の賞レースにも期待が高まる。
ちょっと上から目線でエレガントな魔法使いのメリー・ポピンズを演じる平原は、今年日本で初上演されたミュージカル「メリー・ポピンズ」でも同役を演じて絶賛されている。本作に登場する難易度の高い楽曲を精巧に歌いあげる圧倒的な歌唱力を持つことから、大抜てきされた。
平原は「ミュージカル『メリー・ポピンズ』も演じさせて頂いたので、映画が公開されるということにワクワクしていたのですが、まさか(自分が)メリー・ポピンズの声を演じることができるとは思っていなかったので、最高に幸せです」と大喜び。本作で新たに披露される9曲のミュージカルナンバーについても「いい曲がたくさんあります! 特にメリー・ポピンズが子どもたちに歌う子守唄が一番好きです。歌詞もメロディも良く、泣けてくる歌が多かった。踊りながら歌うシーンも多くて、これからこの歌が、何十年経っても色褪せない名曲になるんだなと思うと、その第一歩に参加できてとても嬉しいです」とコメント。
その他、メリー・ポピンズの友人・ジャック役を岸祐二、マイケルの姉・ジェーン役を堀内敬子、メリー・ポピンズのまたいとこトブシー役を島田歌穂、マイケルの息子・ジョン役を加藤憲史郎が演じることも決定している。
『メリー・ポピンズ リターンズ』は2019年2月1日より全国公開となる。
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