『お嬢さん』のキム・テリ主演！韓国版『リトル・フォレスト』予告編解禁

#リトル・フォレスト 2019.02.08

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2014年に橋本愛主演で2部作で映画化された五十嵐大介の人気コミック「リトル・フォレスト」を、韓国で映画化することも話題の『リトル・フォレスト春夏秋冬』。この作品の公開日が5月17日に決定し、予告編が解禁となった。

・［動画］解禁となった『リトル・フォレスト春夏秋冬』予告編

本作は、恋愛、就職と何ひとつ思い通りにいかない主人公ヘウォン（キム・テリ）が、何もかもを後にして故郷に帰り、幼なじみのジェハ（リュ・ジュンヨル）、ウンスク（チン・ギジュ）と共に、春夏秋冬・特別な四季を送り、新たな自分の生き方を探していくストーリー。

厳しい現実に疲れ、イライラする都会の生活をしばらく離れて故郷に戻り、幼なじみと再会し、四季の美しい風景の中で旬の食材を使って料理を作り、農業をするなど丁寧な暮らしを心から楽しむ主人公の姿は、同じく日常に疲れているであろう観客たちにとって活力と癒やしを与えてくれる。

主演は、パク・チャヌク監督『お嬢さん』のオーディションで1500分の1の競争率を勝ち抜き、センセーションを巻き起こしたキム・テリ。共演には、日本でもロングランヒットした『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』など、韓国映画界に欠かせない若手俳優のリュ・ジュンヨル。『グローリーデイ』『提報者〜ES細胞捏造事件〜』など、社会の中心からはみ出された人間の弱さも抱擁するような演出で話題のイム・スルレ監督がメガホンをとる。

解禁となった予告編は、口から白い息が出るほど寒い冬のある日、故郷に戻ってきた主人公のヘウォンの「帰ってきた故郷へ」というセリフから幕開け。次いで彼女が、新緑の野菜とチーズにエディブルフラワー（食用花）を添えた爽やかなパスタを作って思いっきり頬張ったり、幼なじみが運営するトマトハウスでこっそりトマトを頬張ったり、小川ではしゃいだり、親戚の田植えを手伝ったりしていく様子が描かれていく。

都会の忙しい暮らしから抜け出し、悩みながらも田舎ならではの日々を丁寧に暮らしながら、生き生きと過ごすヘウォン。最後は彼女の「私は前とは少し違う春を準備しているところだ」というセリフにかぶさるかのように、自転車で走り出す姿が映し出されていく。

また、本作の原作者、五十嵐大介が原作との”ちょっとした縁”についてコメント！「執筆中の当時、漫画のモデルとなった衣川村の友人たちが、エゴマの栽培と料理の研修のためにソウルと堤川市を訪れていたのです。帰ってきた友人たちから、研修中に食べた料理がいかに美味しかったかを延々と聞かされました。うらやましかった！」と話すと、「漫画では地域に根ざした食べ物がテーマになっており、映画では韓国の食について描かれることになります。とてもとても興味深く、楽しみにしています」と韓国で映画化された本作にエールを送った。

『リトル・フォレスト春夏秋冬』は5月17日よりシネマート新宿ほかにて全国公開となる。