第91回アカデミー賞、アルフォンソ・キュアロンが監督賞受賞

#アルフォンソ・キュアロン

『ROMA/ローマ』撮影中のアルフォンソ・キュアロン監督
Netflixで配信中
『ROMA/ローマ』撮影中のアルフォンソ・キュアロン監督
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最多10部門ノミネートで話題となっていた『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンが監督賞を受賞した。

撮影賞、外国語映画賞に続き3度目の登壇となったキュアロン監督。プレゼンターで同郷の親友のギレルモ・デル・トロからオスカー像を手渡された監督は、この日一番感動した表情を浮かべ、「グラシアス、グラシアス、グラシアス」とスペイン語で感謝の意を伝えていた。

『ROMA/ローマ』は、1961年生まれのキュアロン監督が自身の幼少期を描いた作品。ハリウッドが出資を渋ったことから映画業界と反目し合うNetflixが製作することとなり、岐路に立つ映画界の現状を浮かび上がらせる作品として受賞の行方が注目されていた。