犯罪が合法化した『パージ』のはじまりを描く最新作、予告編解禁

#パージ:エクスペリメント

(C) 2018 UNIVERSAL STUDIOS
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あらゆる犯罪が合法化されるという悪夢の法律「パージ法」が施行された世界を描く、大ヒットホラーシリーズ最新作『パージ:エクスペリメント』の予告編&ポスタービジュアルが解禁となった。

[動画]解禁となった映画『パージ:エクスペリメント』予告編

本シリーズは、独裁国家と化した近未来のアメリカで施行された、1年に1度、12時間のみ殺人、放火などのあらゆる犯罪が合法とされる狂気の法律「パージ法」に翻弄される市民のサバイバルを描いている。第1作『パージ』は、本国アメリカで初登場1位を記録。続く2作目『パージ:アナーキー』、3作目『パージ:大統領令』も大ヒットとなった。そして全10話のテレビドラマシリーズも作られ高視聴率を獲得。シーズン2まで製作されている。最新作『パージ:エクスペリメント』では「パージ法」のはじまりともいえる恐怖の実験の内容が語られる。

物語は21世紀、アメリカは経済が崩壊し「アメリカ建国の父」を名乗る新政党NFFA(the New Founding Fathers of America)が政権を握っていた。彼らは犯罪率を1%以下に抑えるためにある施策を採用する。メイ・アップデール博士(マリサ・トメイ)が考え出した1年に1晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法となる「パージ法」だ。反対デモが起こる中、全国での適用の前にニューヨークのスタテン島内だけに施行する“実験”が行われることが決定。島の住民たちは不安を抱えながらパージ当日を迎える。

解禁となった予告編では、不穏な音楽が流れるなか、ニューヨーク州スタテン島である実験が行われたことが明かされる。被験者は「島の住人たち」。ルールは「12時間、島から出ないこと」。そしてその報酬として5000ドルが送られることが説明されると、次の場面では、パージの時間を待ちわびる「パージ支持者」たちが、机に並んだ分解された拳銃の手入れを行ったり、高性能スナイパーライフルで狙撃の時を待ちわびたりするシーンが次々と映し出されていく。

実験の提案者であるメイ・アップデール博士が「国家のために怒りを解放しましょう」と訴えるなか、いよいよ悪夢の12時間がスタート。愛する人たちを守るためにあえて島に残った青年ディミトリー(イラン・ノエル)が決死の反撃を試みるが、狂気を法律で保障された人々は容赦なく迫ってくる。はたしてディミトリーは、無事に夜を乗り越えることができるのか?

『パージ:エクスペリメント』は6月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開となる。