山田裕貴、間宮祥太朗、岡山天音が声優を務めた『BLUE GIANT』がNetflix日本TOP10入り

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『BLUE GIANT』
今週のNetflix TOP10(日本/映画)7位『BLUE GIANT』
『BLUE GIANT』
『BLUE GIANT』

世界一のジャズプレーヤーを目指す青年の熱くて激しい音楽シーンを活写

【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、視聴時間で人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今回「ムビコレ」がピックアップするのは、日本(映画)で第7位にランクインした『BLUE GIANT』。世界一のジャズプレーヤーを目指す青年がバンドを結成し、仲間たちと切磋琢磨しながら高みを目指す姿を描いていく。

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河原でたった一人、ひたすらテナーサックスを練習してきた仙台の高校生・宮本大(だい)は、高校卒業を期に世界一のジャズプレーヤーになることを夢見て上京。大学進学で一人暮らしをしていた同級生・玉田俊二のアパートに転がり込む。そして将来を有望視される若手ピアニスト・沢辺雪祈(ゆきのり)、大に感化されドラムを始めた玉田の3人でジャズバンド「JASS」を結成する。ほどなく「JASS」は観客たった3名ながらも初ライブを敢行し、少しづつ実績を積みながら日本最高のジャズクラブ『So Blue』への出演を目指すのだが。

“音が聞こえてくる漫画”と称される石塚真一の人気コミックをアニメ化

原作は石塚真一によるシリーズ累計発行部数1100万超の大ヒットコミックス。第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の大賞ほか数々の賞を受賞し、ブルーノート東京とのコラボレーションでも知られる伝説のジャズ漫画だ。“音が聞こえてくる漫画”と称され、エネルギッシュで躍動感にあふれた音楽シーンが多くのファンから熱狂的に支持されている。

そんな大人気コミックの映画化で監督を務めたのは劇場版『名探偵コナン』シリーズのメガホンもとる立川譲。そしてTVシリーズ『BULLBUSTER』、TVシリーズ・劇場版『幼女戦記』のスタジオ・NUTがアニメーションを手がけ、アニメ化において難しいと言われる楽器演奏のシーンを圧倒的な迫力で描きだした。

豪華俳優陣と日本のジャズシーンのトップランナーが命を吹き込む

大の声を担当したのは『ゴジラ-1.0』の山田裕貴。雪祈には『変な家』の間宮祥太朗、玉田に岡山天音が声をあて、ジャズに情熱を傾けるキャラクターたちに血肉を与えている。

また大のサックス演奏を馬場智章、玉田のドラム演奏を石若駿、雪祈のピアノ演奏を本作の映画音楽も兼任した世界的ピアニストの上田ひろみが担当。本編の約4分の1を占めるライブシーンもまた見どころの一つとなっているので、この機会に魂を揺さぶる楽曲の数々を堪能してほしい。

昨年2月に公開され、秋には東京国際映画祭のアニメーション部門で上映もされた『BLUE GIANT』。Netflixでは3月8日(金)から配信され、今週の集計(3月4日~3月10日)で第7位にランクインした。(文:足立美由紀/ライター)

【Netflix日本Top10(映画)/3月4日~3月10日】
1位『パレード』
2位『ある男』
3位『ロ・ギワン』
4位『FLASH』
5位『任侠学園』
6位『ダムゼル/運命を拓きし者』
7位『BLUE GIANT』
8位『CODE8/コード・エイト』
9位『OUT』
10位『この子は邪悪』

(C) 2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
(C) 2013 石塚真一/小学館
(C) 2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
(C) 2013 石塚真一/小学館