アーロン・テイラー＝ジョンソン、新たな“ジェームズ・ボンド”に決定か？「私が本当に話すことができるのは…」

#007／ノー・タイム・トゥ・ダイ #アーロン・テイラー＝ジョンソン #ジェームス・ボンド #ダニエル・クレイグ 2024.03.23

アーロン・テイラー＝ジョンソンのInstagramより（@aarontaylorjohnson）

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007シリーズ製作プロダクション、ボンド役を正式オファーしたことが報じられる

『007／ノータイム・トゥ・ダイ』でダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を退いてから3年、ついに新しいボンド俳優が決まりそうだ。

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イギリスの大衆紙「The Sun」の18日付の報道によると、007シリーズを製作するイオン・プロダクションが次のジェームズ・ボンド役を正式にオファーしたのはアーロン・テイラー＝ジョンソンだという。

ブラッド・ピット主演の『ブレット・トレイン』（22年）で双子の殺し屋の1人、タンジェリンを演じたテイラー＝ジョンソンは現在33歳。子役からキャリアをスタートし、『キック・アス』（10年）の主演で注目され、その後はハリウッド版の『GODZILLA ゴジラ』（14年）、『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』（15年）、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した『ノクターナル・アニマルズ』（16年）、クリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』（20年）などに出演、今夏に全米公開予定の『クレイヴン・ザ・ハンター』でスパイダーマンの宿敵、クレイヴン役で主演を務めている。

次のボンド候補にはトム・ハーディやトム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、ジェームズ・ノートンなどイギリスを拠点とする多くの俳優の名前が挙げられてきた。最近では『オッペンハイマー』でアカデミー主演男優賞に輝いたキリアン・マーフィーの名前も浮上していたが、彼らの大半が40代以上という年齢の中でテイラー＝ジョンソンは30代前半と若く、子役時代から培った演技力と容姿に恵まれ、とボンド役にふさわしい条件を備えている。

現時点では正式な発表ではない噂段階だが、毎回、新しいジェームズ・ボンド俳優が決定すると、幅広いファン層の一部から批判の声が上がるのは常だが、今回は概ね歓迎ムードのようだ。

翌19日にはBBC Newsの取材に『007』シリーズを製作するイオン・プロダクションは「憶測についてコメントしない」と回答したと報道。あるプロダクション関係者は「噂に真実はない」とBBC Newsに語ったという。

テイラー＝ジョンソンはインスタグラムのアカウントを持っているが、この件については日本時間22日午前中時点で何の投稿もない。

今年に入ってからは定期的に投稿していて、3月5日には妻のサム・テイラー＝ジョンソンの誕生日を愛情あふれるメッセージを添えて祝った。23歳年上の妻サムは2009年の主演作『ノーウェアボーイひとりぼっちのあいつ』の監督で、2人は同年婚約し、2012年に結婚。それを機に、夫妻は2人の苗字を「テイラー＝ジョンソン」と列記する形に変えている。

さらに「Rolling Stone UK」誌にテイラー＝ジョンソンのインタビューが掲載され、彼はそこでも記者から『007』シリーズについて質問を受けているが、「私が本当に話すことができるのは、これからお見せすることになるものについてだけです」とかわし、『007』シリーズと関係づけられるのは嬉しいのでは？と尋ねられても黙って記者を見つめるだけだったという。