ノイタミナのフジテレビがBLアニメで巻き返し!?

#ボーイズラブ 2019.05.22

【BLUE LYNXが始動！／1】
フジテレビ3つめのアニメブランド！

実は密かにフジテレビが攻めてきてる！ここのところジワリと回復の兆しを見せてきているフジテレビが、今度はニッチなところをターゲットに‼

フジテレビと言えば、昔はトンがったり無茶だったりのバラエティをやれば若者が食いつき、月9のラブストーリーからは流行語が生まれたものだった。しかし2010年代以降は、すっかり勢いがなくなったように思われていた。

しかし、そんな低迷期のフジテレビでも成功したものがある。そのひとつが「ノイタミナ」だ。

“アニメーション＝Animation”を逆さ読みした「ノイタミナ」は、2005年に放送開始した深夜枠アニメの番組。10年以上経った今は深夜にアニメ番組が放送されるのが当たり前となり、「ノイタミナ」は深夜アニメ枠のブランドとして定着した。作品のクオリティを落とさず番組を続け、多くのアニメファンから指示を得ている存在なのだ。

そんなアニメにおいて人気の地位を築き上げたフジテレビが、去年から新しい動きを見せてきている。2018年10月に放送開始したのは、フジテレビにとって2つめの深夜アニメ枠「＋Ultra」だ。

「ノイタミナ」が比較的に日本のアニメファンに向けた作品を提供しているのに対し、「＋Ultra」は海外も視野に入れてグローバルな作品作りをしていく方針のよう。「Netflix」で世界に向けて配信されていることも話題だ。

そして、ここからが本題なのだが、2019年春にフジテレビが3つめのアニメブランドを立ち上げた。「BLUE LYNX(ブルーリンクス)」というアニメレーベルで、これがなんとBL(ボーイズラブ)に特化した作品を制作していくというのだ！

一般的には消費が停滞している世の中で、ヲタクたちの貢ぐというパワーは注目に値するものがある。それゆえ、元気のなかったフジテレビがアニメに力を入れようというのは至極まっとうな見解だろう。

しかし、その中でもさらにBLに絞ってくるとは驚きだ！女性に人気が高いが、まだまだおおっぴらにファンを公言するのは躊躇する人も多いジャンル。そこへ、ここのところ崖っぷちに立たされていたとは言え、天下のフジテレビが大々的に参入してくるとは！（中編へ続く…）

・「【BLUE LYNXが始動！／2】BL好き公言の三浦しをん＆丹地陽子のカップリングで心理的ハードルを下げる作戦？」…に続く

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