『マーターズ』の鬼才パスカル・ロジェ監督が放つホラー『ゴーストランドの惨劇』予告編解禁

#ホラー

『ゴーストランドの惨劇』ポスタービジュアル
(C) 2017 - 5656 FILMS -INCIDENT PRODUCTIONS -MARS FILMS -LOGICAL PICTURES
『ゴーストランドの惨劇』ポスタービジュアル
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『ゴーストランドの惨劇』ポスタービジュアル
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『ゴーストランドの惨劇』
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『ゴーストランドの惨劇』
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『ゴーストランドの惨劇』
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『ゴーストランドの惨劇』
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『ゴーストランドの惨劇』
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『ゴーストランドの惨劇』
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『ゴーストランドの惨劇』
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トラウマホラーの代名詞『マーターズ』で監督をつとめ、ホラーファンにその名を轟かせた鬼才パスカル・ロジェ監督が6年ぶりにメガホンをとった『ゴーストランドの惨劇』。この映画の予告編とポスタービジュアルが解禁となった。

『ゴーストランドの惨劇』場面写真

2009年、1本のホラー映画が渋谷の劇場で公開された。タイトルは『マーターズ』。『サスペリア』のダリオ・アルジェント監督も絶賛した壮絶な内容は、瞬く間にホラーファンの間で話題となり、公開から10年経った現在もトラウマホラーの代名詞として名前が挙がるほど。この作品を手がけた、フランス出身のパスカル・ロジェ監督は、一躍「鬼才」として世界中にその名を轟かせることになる。

本作は、そんなロジェ監督が、2012年の『トールマン』を経て、6年ぶりに作り上げた待望の長編映画。主人公の姉妹が絶望的な惨劇に巻き込まれる様は、女性2人を主役に据えた『マーターズ』と通じるものがある。だが本作には、さらに全編に伏線と罠が張り巡らせてあり、見る者を巧みに翻弄していく。

解禁となった予告編は、「その家に、母と双子の娘が越してきた夜」というテロップが表示され、次いで、家に突然押し入って来た得体のしれない2人組の暴漢に、母と姉妹が襲われるシーンから幕を開ける。背後から突進して来た巨漢に吹き飛ばされる母親。「誰か助けて!」と叫ぶ声。髪を掴まれ引きずられる姉妹──。

場面は変わって16年後。今も悪夢にうなされるベスに、1本の電話がかかってくる。電話をかけてきたのは、“あの屋敷”に今なお住んでいる姉のヴェラ。電話口で「ベス、戻ってきて」と悲痛に叫ぶ姉のことが心配になり、久しぶりにあの屋敷に戻ったベスは、何かに怯え切った様子のヴェラに「大丈夫よ、“あの夜”は終わったの」と言い聞かせるが、ヴェラは「まだ終わってない。私たちは死ぬ」と言い返す。そして、屋敷内で起こり始める数々の異変。「お姉ちゃんは壊れたよ。次はお前だ」とあの夜の暴漢の声が囁き、「あの惨劇が再び訪れる―」というテロップが続く。

が、次の瞬間、「などというありきたりなホラーでは終わらない」とテロップが突然表示されるや、フランス人形の様に着飾られ弄ばれ、狂気に満ちた不条理な暴力が容赦なく姉妹を襲う。恐怖と殴打で歪む顔、散りばめられたトリックのヒント、畳みかけるような狂気と絶望。最後は「2度と見たくないけど、2回観たくなる」というテロップとともに幕を閉じる。

『ゴーストランドの惨劇』は8月9日より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開となる。