宮沢りえ主演作『ぼくらの七日間戦争』が31年の歳月を経てアニメ映画に!

#ぼくらの七日間戦争

(C) 2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会
(C) 2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会

1985年に刊行されて以来、30年以上に渡って多くの読者を魅了してきた「ぼくら」シリーズ。88年にはその第1作目が宮沢りえ主演で『ぼくらの七日間戦争』として実写映画化され話題を呼んだが、それから31年の歳月を経て、今度は『ぼくらの7日間戦争』としてアニメ映画化されることが決定。特報とティザービジュアルが解禁となった。

[動画]解禁となったアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』特報

本作の舞台は、宮沢りえ主演の『ぼくらの七日間戦争』で、親や教師からの管理教育に反抗し、廃工場に立てこもって大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年。原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリーがアニメーション映像によって展開される。

企画の発端は、88年の実写映画公開から30年を迎え、「ぼくら」シリーズの累計発行部数が2000万部を超えたこと。『ぼくらの七日間戦争』の刊行当時は、学生運動をした世代の管理教育といった社会背景が下地にあったことで中高生を中心に人気を呼んで大ベストセラーとなり、88年に公開された実写映画は、宮沢りえの女優デビュー作にして初主演作として注目を集め、戦車や廃工場でのアクションといった大胆な演出も反響を呼んだ。

今回、91歳となった今もなお現役でシリーズの新作を書き続けている原作者・宗田理に、「ぼくら」の世界で現代の少年少女たちが戦う“7日間戦争”をアニメーションで表現したいと提案したところ、シリーズのテーマである「大人への挑戦」と「ユーモラスな戦い」を描くことを条件に再映画化を快諾。世代を超えて愛される大ベストセラーのアニメ映画化が決定した。

監督をつとめるのはテレビアニメ『ブレイブビーツ』で監督デビューし、『ドリフェス!』などの話題作を手がけてきた村野佑太。脚本を、映画『ブレイブ ストーリー』やNETFLIXで話題となった『DEVILMAN crybaby』など、数々のアニメ大作を執筆してきた大河内一楼。実績のあるアニメストリーテラーと新鋭監督が率いる制作チームによって“7日間”の冒険が紡がれていく。

解禁となったティザービジュアルは、舞台となる雄大な山々に向かい、これから始まる7日間に期待に胸をふくらませる少年少女6人が描かれたもの。また、同時解禁となった特報は、主人公の守を中心に、それまでの何気ない日常生活から大人に対する抵抗の始まりと、少年少女が大人へと成長する始めの一歩、“スタートライン”が表現されている。彼らにとっての戦争は何か? 彼らが対峙していく敵とは何なのか? そして英治とひとみは登場するのか?

『ぼくらの7日間戦争』は12月より全国公開となる。

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