Aぇ! group佐野晶哉「練習は何もしなかったです」ほぼアドリブでドラム演奏を披露! ベテラン俳優・平泉成もその才能を絶賛

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『明日を綴る写真館』
(C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA

『明日を綴る写真館』
『明日を綴る写真館』

台本にはない“ドラム演奏シーン”を撮影の1週間前に提案され…?

平泉成がキャリア60年にして初主演し、Aぇ! groupの佐野晶哉が相手役を務める映画『明日を綴る写真館』。本作より、佐野が練習ゼロのほぼアドリブで挑んだドラム演奏シーンを紹介する。

・Aぇ! group佐野晶哉、歳の差58歳の無口な男の写真に心奪われ…“素直になれない”気鋭カメラマンを演じる感動作

あるた梨沙による同名漫画を実写化した本作は、年の差58歳の素直になれないふたりが紡ぐ、美しくて優しい感動の物語。60年のキャリアを誇り、公開直前に80歳を迎える平泉成が初主演、「Aぇ! group」に所属し、俳優としての活躍に期待が集まる佐野晶哉が相手役を務める。共演には佐藤浩市、吉瀬美智子、高橋克典、田中健、美保純、赤井英和、黒木瞳、市毛良枝ら錚々たる豪華俳優陣が集結した。

・ほぼアドリブでドラム演奏シーンに挑む佐野晶哉

先日5月15日、Aぇ! groupの一員としてCDデビューを飾った佐野。本作で演じたのは、フォトコンテストで3年連続グランプリを受賞し、各所からのオファーも止まない気鋭のカメラマン・太一だ。しかし、1枚の写真をきっかけに、さびれた写真館を営むカメラマン・鮫島(平泉)に弟子入りする。ともに働き、鮫島の写真家としての想いや、鮫島写真館で訪れる人々の“想い残し”に触れた彼は、自分自身にも長い間抱えている“想い残し”があることに気づいていく。

そんな太一が、母・冴絵(黒木瞳)の勤める結婚式場でドラムを演奏するシーンがある。実はこのシーン、台本にはなく、秋山純監督から撮影1週間前に提案された演出だった。細かい指示やセリフはなく、佐野も「練習は何もしなかったです。ドラムがすごく上手だったら五十嵐太一としておかしいだろうと思って、練習ゼロで行きました。太一はドラムを触るのが久しぶりだろうと思い、それぐらいの軽い感じでいきました」とアドリブに近い形で撮影されたと明かす。

『明日を綴る写真館』

佐野のドラム演奏と演技に応えるように、平泉のアドリブ演技も飛び出し、撮影は最高潮のムードの中で行われた。平泉は「佐野君は伸びやか。ダンスも音楽も、芝居もできる。その先にまだ何があるのかわかりませんけど、素晴らしいものを沢山もっている」と58歳年下の俳優・佐野晶哉に大絶賛の言葉を贈っている。

Aぇ! groupのライブでも、メンバーやファンとの一体感やグルーブ感が「最高だ!」と語る佐野。このシーンの撮影もそのライブでの高揚感に近い感覚だったという。撮影現場の楽しさが存分に伝わってくる佐野の笑顔弾けるショットとなっている。

『明日を綴る写真館』は6月7日より全国公開。

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