窪塚愛流「親の偉大さというのはすごく感じました」“余命1週間の恋人”支える役を演じ感じたことは?

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窪塚愛流&蒔田彩珠
photo/小川拓洋

窪塚愛流&蒔田彩珠、理想のデートについても語る!

窪塚愛流・蒔田彩珠を主演に、嶽本野ばらの同名小説を映画化した『ハピネス』が公開。ムビコレでは、窪塚愛流&蒔田彩珠インタビューを掲載中だ。

・『ハピネス』窪塚愛流&蒔田彩珠インタビュー

・【動画】窪塚愛流&蒔田彩珠「余命1週間だったら?」という問いに/映画『ハピネス』インタビュー

 

本作は、「下妻物語」で知られる嶽本野ばらの同名小説を篠原哲雄が監督。心臓に病を抱え余命7日間と告げられた高校2年生の少女・由茉と、同じ年の恋人・雪夫の切なくも微笑ましい日々を、家族との関係も交えながら描き出す。

優しさに満ちた作品でありながら、“余命1週間という厳しい現実も横たわる本作。余命宣告された由茉の恋人である雪夫を演じた窪塚は、もし自分が“余命1週間”と宣告されたら「高校生の時だと特別なことをしようと思わなくて、当たり前の、その時の自分の日常を生きます。ただその中で、会える限りの人と会いたい、一緒にいたいなって思います」と語る。

一方で、由茉を演じた蒔田は「やっぱり悲しいと思います。高校生、まだまだこれからですし、大人になって楽しみなことがきっといっぱいあるだろうし、悲しい気持ちになると思います」と、気持ちを想像。 

しかし、もし大切な人が余命1週間と知ったら…?という質問には、「その子の前では全力で涙を隠すけれど、ふとした瞬間ではもう滝のように涙が溢れたり、多分、内心ズタボロだと思います。それが仮に恋人でも家族でも悲しさは同じだと思います」と窪塚。雪夫のように“涙は見せない”ということはできず、どうしても感情的になってしまうだろうと正直な気持ちを語った。

映画のなかで由茉と雪夫は思い出に残る素敵なデートを繰り返す。2人の理想のデートについて聞かれると窪塚は、「スポーツカーとかちょっと格好いい車に乗ってドライブしたり夜景を見に行ったりしたいです。なんかそういう男のロマンみたいなのがあります」と回答。

蒔田は、「私はバイクでツーリングデートですかね。(タンデムシートに乗るのではなく)前ですけど(笑)」と、演じた由茉とは正反対の趣味であることを明かした。

また、山崎まさよしと吉田羊が演じている由茉の両親を見て、窪塚は「親の偉大さというのはすごく感じました」と自分の両親を想像しながら語った窪塚。

さらに、「この映画はそれぞれの愛の形が描かれていて、どれが正解というのはないと思うので、いろいろな方に見ていただき、それぞれの気持ちで受け取っていただけたら嬉しいです」と観客へメッセージを伝えた。インタビューではほかにも、ロリータファッションを着てみた印象や本作の見どころも語っている。窪塚愛流&蒔田彩珠インタビュー全文はこちらから!