宮沢氷魚、高杉真宙、鈴鹿央士…2019年に話題沸騰の若手をチェック!

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宮沢氷魚
宮沢氷魚
宮沢氷魚
高杉真宙
『蜜蜂と遠雷』で注目を集めた鈴鹿央士(右下)

【独女のお勧め】今年気になった若手俳優/前編

今年もさまざまな映画やドラマが話題となりましたが、それと合わせるように注目を集めた存在といえば次々と台頭している若手俳優たち。そこで、年間100名以上の俳優や映画監督にインタビューを敢行している筆者が今年取材をしたなかから、来年以降さらなる活躍が期待される若手俳優を独女目線でピックアップしていきたいと思います。

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まずは、若手俳優の筆頭ともいえる存在の一人、高杉真宙さんです。これまでもすでに数多くの話題作に出演していますが、2019年も主演作2本を含む5本の映画に出演するだけでなく、ドラマや舞台でも活躍。23歳という若さながら、すでにキャリアは10年を誇っており、着実に実力をつけている印象です。2017年に初めて取材させていただいて以降、今年で3度目となりましたが、いつも穏やかで気遣いがあり、お茶目な一面も持ち合わせている高杉さん。2年前には、「戦時中の役やもっと大人の役を演じてみたい」と話していましたが、来年は主演作『前田建設ファンタジー営業部』(1月31日公開)で若手サラリーマン役を好演しています。高校生の役を演じても違和感がないほど少年っぽさが残ってはいますが、年々男らしさも増してきているので、学生役を卒業したあとにどのようなハマり役と出会うのか目が離せません。

続いては、俳優、モデルとして活躍中の宮沢氷魚さん。2017年に俳優デビューしたばかりですが、今年は『偽装不倫』で杏さんの相手役を演じて大きな話題に。特に、年上の女性をキュンとさせるような言葉や仕草の虜になってしまったという独女も多かったのでは? 父親である歌手の宮沢和史さん譲りの端正な顔立ちですが、クォーターということもあり、日本人離れした薄茶色の瞳とスタイルの良さも人気の秘訣。取材中には真摯な姿勢と表情を崩して笑うときのギャップにも、さらなる魅力を感じました。初主演作となる『his』(1月24日公開)では、周囲にゲイであることを隠している青年という繊細な役どころを演じていますが、宮沢さんの持つ透明感が存分に発揮されており、こちらも必見です。英語が堪能であることもあり、「海外作品にも積極的に参加していきたい」と語っていた宮沢さん。将来的にはグローバルな活躍にも期待が高まります。

3人目は、今年デビューを飾った鈴鹿央士さん。通っていた岡山県の高校で映画の撮影が行われた際に、エキストラで参加していた鈴鹿さんが現場にいた広瀬すずさんの目に留まり、それがきっかけでスカウトされたというまさにシンデレラボーイです。まだまだ数は少ないものの、出演作はNHK連続テレビ小説『なつぞら』や大ヒットドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』、映画『決算!忠臣蔵』などいずれも話題作ばかり。映画デビューを果たした『蜜蜂と遠雷』では松岡茉優さん、松坂桃李さん、森崎ウィンさんと肩を並べても負けない存在感と度胸を見せています。子犬のような可愛らしさとあどけない雰囲気が魅力ですが、かなりの天然であることが発覚し、取材中は爆笑の連続となりました。とはいえ、自然体であることこそが鈴鹿さんの強みともいえそうです。「早く芸能界に染まりたい」と発言されていましたが、これから役ごとにどんな染まり方をしてくれるのかが楽しみです。(後編へ続く)

独女のお勧め】今年気になった若手俳優/後編「美青年ぶりが話題! 21歳にして大人の色気を放つ映画界のサラブレッドとは?」へ続く…

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