ドレスを剥ぎ取り、全裸にして嘲笑…辱めを受けたシンデレラがガラスの靴を凶器に復讐の鬼と化す 本当は怖い“あの童話”

#ケリー・ライアン・サンソン#シン・デレラ#ホラー#ルイーザ・ウォーレン#映画

(C)2024 ITN STUDIOS. All Rights Reserved.

冷酷残忍な処刑人に変貌した史上最強の“ダーク・シンデレラ“を描く

グリム兄弟やシャルル・ペローの「シンデレラ」をベースに、冷酷残忍な処刑人に変貌した史上最強の“ダーク・シンデレラ“を描いた映画『Cinderella’s Curse(原題)』が、邦題『シン・デレラ』として、10月25日より全国公開されることが決定。本作よりポスターと予告編を紹介する。

・女性嫌悪、外国人恐怖症…古代の“魔女狩り”は復活している? 村の信仰と呪縛描くホラー『ナイトサイレン/呪縛』

・【動画】シンデレラがR15になってガラスの靴を凶器に復讐の鬼と化す!映画『シン・デレラ』予告編

グリム兄弟やシャルル・ペローの「シンデレラ」をベースに、その残虐な部分を最大限に打ち出した本作。継母とその娘たちからひどい仕打ちを受けながらも健気に生きるシンデレラが、ある出来事をきっかけに冷酷非道な処刑人へと変貌し、史上最恐の“ダーク・シンデレラ“となる。復讐心に駆り立てられて、あのガラスの靴を武器に、超残虐な方法で暴れ狂うシンデレラ。今までのシンデレラ像をぶち壊すほどにエグい怖さのシンデレラを、あなたは最後まで直視できるだろうか?

昔々あるところにシンデレラという美しい娘がいました。継母と義理の姉たちによる虐待に苦しんでいたある日、庭で見つけた不思議な本を読んだ彼女の前に、魔法使いの“フェアリーゴッドマザー”が出現。「舞踏会で王子様と踊りたい」と願ったシンデレラは、魔法の力によって憧れの王子とダンスをする夢を叶えます。

ところが、王子や継母たちは舞踏会に参加している人々の前で、シンデレラのドレスを剥ぎ取り、全裸にして嘲笑、辱めの限りを尽くしたのです。その瞬間「復讐したい」と願ったシンデレラはガラスの靴を凶器に変え、邪悪な人間どもを残虐な手段で次々と血祭りにあげていく——。

紹介するポスターでは、お城の前に燃え盛る馬車、そして斧を握りしめた血みどろのシンデレラ、そしてお馴染みのガラスの靴があしらわれ、シンデレラに何があったの!?と驚かざるを得ないデザイン。そこに「今はどんなに苦しくても信じ続けてさえいればいつか必ず夢は叶う」と本家シンデレラと同じセリフが載せられ、え、どの段階までこのセリフ通りのピュアな気持ちでいられた?と聞きたくなるほどシンデレラの絶望が窺えるポスターとなっている。

『シン・デレラ』

また、予告編では、王子様に恋をしたシンデレラが、ガラスの靴を履き、美しいドレスを見に纏い王子への熱い想いを告白。手を取り合い、いよいよ夢にまで見たダンスのシーンと思いきや、「は?」と王子から思いもよらぬ反応が。さらに王子はシンデレラに顎クイしたかと思いきや、暴言とともに、顔に唾を吐き捨てるのだった。

天にも昇る思いだったシンデレラは絶望の淵に突き落とされ、同時に復讐に目覚めるのだった。“フェアリーゴッドマザー”の力を借りて、ガラスの靴や斧を振り回し、シンデレラを貶めた王子、継母、義理の姉たち、そして彼女を嘲笑ったパーティーの参加者たちを恐怖のどん底に突き落としていく。しまいにはガラスの靴を履かせるべく、どでかいハサミで足の指を切り落とそうとするシーンまで。今まで我々が知っている「シンデレラ」とは思えないストーリーが繰り広げられるが、なんとこのガラスの靴を履くために足の指を切り落とすシーンは原作にもあるのだ。

本作の字幕監修は、Xや様々な媒体でホラー映画を中心に紹介するホラー映画の伝道師・人間食べ食べカエルが担当。氏による長編映画の字幕監修は本作が初。ホラー映画を知り尽くした人間食べ食べカエル氏が監修を務めた字幕表現にも注目だ。

『シン・デレラ』は10月25日より全国公開。

INTERVIEW